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社会人になると、友人や同僚の結婚式に誘われる機会が増えますよね。でも、招待してもらっても仕事などでどうしても行けない場面も出てきます。そんな時に送るのが祝電ですが、送り方を知らないという人も多いはず。大切な人に送るからこそ押さえたい、結婚式の電報・祝電の送り方に関するマナーを解説します。
祝電とは、お祝いの時に送る電報のこと。結婚式、入園・入学、出産、ビジネスなどの場面で使われます。特に多いのが、結婚式の際に送るもの。事情があって出席できなかった招待客が、新郎新婦の門出を祝うメッセージを送るために利用します。
社会人として働いていると、どうしても仕事に穴を空けられない場面というのは出てきます。たとえ招待に応えられなくても、心のこもった祝電を送れば祝福する気持ちは伝わります!
出席できないからこそ、マナーをしっかり押さえて思いが伝わる祝電を届けたいですね。
それでは、正しい電報の送り方をチェックしていきましょう。
新しい人生を歩み始める新郎新婦に向け、祝いの言葉を届ける祝電。人生の節目だからこそ、失礼のない文章にする必要があります。
一般的に文中で避けるべきとされているのが、「別れ/終わり」「再婚」などを想起させる言葉。「忌み言葉」と呼ばれ、「切れる、しまう、離れる、冷える、消える」や、「重ね重ね、繰り返し、帰る、たびたび、さらに」といった言葉は、結婚式の場では不吉とされます。
どんなに心のこもったメッセージでも、マナーが守られていないのはNG。新郎新婦やご両親の友人・知人として、式の場にふさわしい言葉遣いを心掛けましょう。
また、祝電を送る際に悩むポイントのひとつが宛名。新姓と旧姓どちらで送るべきなのか?という疑問についてですが、旧姓で送るのが一般的です。
普通、結婚式はご両家のお名前で挙げるもの。籍を入れて名字が変わっていたとしても、結婚式の際には旧姓を使うことがほとんどだと覚えておきましょう。また、新郎新婦宛ではなくそのご両親宛に送る際は、受取人欄にお父様(またはお母様)のお名前を入れます。
新郎新婦と名字が違ったり、遠いご親戚の方に宛てて送ったりする場合は、「○○(新郎または新婦の名字)家気付△△(実際の受取人)様」というような書き方をします。名字が違うと式場側が受取人を見つけられず、届かなくなってしまう場合があります。せっかくの祝電が行方不明にならないよう、送る側も気を付けたいですね。
結婚式の祝電は、届けるタイミングも迷いますよね。祝電の配達日は、できれば式の2、3日前~前日までを指定しましょう。早く届けすぎると会場に保管の手間がかかってしまい、当日の朝などギリギリすぎても事故などで届かないということもありえます。会場側が余裕を持って受け取ることができ、かつ保管に手間取らないくらいの期間を想定して送るのが一般的です。
また、祝電を受け付ける会社によっては即日発送を行っているところもあります。何らかの事情で急きょ送ることになった場合には便利ですが、即日発送しているからといって直前に申し込むのは出来るだけ避けましょう。当日着でも式が終わってしまっていてはいけませんので、やはり早めに申し込み、前日までに着くようにお願いしておくのがベストです。
最近では、カードやぬいぐるみだけでなくバルーン、ブーケなどのデコレーションを施した祝電も出ています。新郎新婦のイメージや、受取人の方との思い出にちなんだものを選ぶと一層喜ばれるでしょう。
二人の門出を祝って送る祝電は、ハッピーなメッセージを送るだけでなく、節目にふさわしく礼節を守ったものにしましょう。そのうえであなたらしい気持ちのこもった祝電を届けることで、あなたが二人の幸せを願う気持ちがより伝わるはずですよ。
この記事のライター
michill ライフスタイル
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楽しく節約、お得なことに目がないアラサー女子です。100均、300均、コンビニなどを日夜パトロールして、収納アイテムやキッチングッズなど、身近なお店の便利でお得な商品を紹介します。
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