更新日:2018年1月11日 / 公開日:2018年1月11日
片づけをするうえで重要になってくるのが収納グッズ。どんなものを買えばいいのかわからなくて、とりあえず人気の商品を多めに買って帰る、ということはありませんか?いざ帰宅してみると、サイズが合わなかったり数が合わなかったり…収納グッズを買おう!と思ったときは、まずモノを減らす、分けることを意識しましょう。
こんな経験はありませんか?
「さあ!片づけよう!まずは収納グッズを買いに行こう!」と買い物に行ってしまう。
私が行う片づけ講座の中でも、オススメの収納グッズをご紹介すると「よし!帰りに買って帰ろう!」と言われることがよくあります。
片づけには順番があります。
その中で「収納グッズを買う」は一番後。どちらかというと頑張った自分へのご褒美的な扱いです。
写真が何枚あるかわからないのに何枚入りのアルバムを買えばいいかわかりますか?冷蔵庫の中をどんなふうにジャンル分けするかが決まっていないのに収納カゴをいくつ買うのでしょうか?
「減らす作業」「分ける作業」という片づけの本筋を終わらせないと、結局何をいくつ買えばいいのかがわからないのです。その証拠に、家の中を見回してみてください。サイズが合わなくて余計に使いづらいまま使っている収納や数が合わなくてそろっていない収納があちらこちらにありませんか?
買ってよかった収納グッズランキング、などに惑わされてはいけません。それはあくまでもその人の価値観。自分の暮らしや価値観に合った収納グッズを選ぶべきです。
収納グッズには大きく2パターンあります。
A:取りやすくするための収納グッズ
B:沢山収納するための工夫収納グッズ
Aというと、例えば吊戸棚の上に置くコロがついた取手のある収納ケースなどが該当します。
また、今まで雑然と入れていたモノを仕切りのある収納グッズに入れることで“どこに何が入っているか”が一目瞭然なのでわかりやすい、といった利点があります。
一方でデメリットとしては、収納グッズを使うとモノがあまり入らないということも言えます。
Bのタイプですと、例えば、靴を入れ戸に収納できる便利グッズなどが挙げられます。私がお客様と一緒にお片づけをしていると、Bタイプのグッズが最終的にいつも余ります。
つまり、本当に自分に必要な数を見直せば、便利グッズでモノが沢山入るように工夫せずとも快適に暮らしていけるということです。
上記で述べたように、片づけの順序どおり「減らす」→「分ける」という工程を完了したにも関わらず、どんな収納グッズを買えばよいかわからない、という方がいらっしゃいます。
まずは、紙袋を用意して、仮の収納グッズを作ってみましょう。作り方は簡単。入れたいモノのサイズに合わせて紙袋を内側に織り込むだけです。
その状況で2週間過ごしてみてください。違和感はありませんか?OKであれば、その紙袋を持って、100円ショップや収納グッズを売っているお店に行ってみてください。サイズを測らずとも、紙袋のサイズと比較しながら間違えることなく購入することができます。そのときに、今後の汎用性を考えると、
●色の激しい収納グッズは避ける
●仕切りの場所を変えられる、上に積み上げられる、などアレンジがきくものを選ぶ
●なるべく廃盤にならない定番商品を選ぶ
の3点に気をつけるようにしてみてください。買って後悔しない収納グッズとして暮らしがラクになること間違いナシです。
この記事のライター
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