更新日:2018年1月13日 / 公開日:2018年1月13日
今年こそ、家の模様替えをしたい!片づけをしたい!と、今年の目標を「お家の収納・インテリアの見直し」や「片づけ」に設定した方はどれくらいいらっしゃるでしょうか? 毎日を過ごすわが家。キレイであれば心地よいし、気分も晴れますよね。 そんな中、「片づけられない」という悩みは絶えません。そんな悩みの中で一番多いのが…モノを『捨てられない』『手放せない』ということ。 今日は、「モノを手放すという意味」、そして、片づけが進む「手放し方」についてです。
断捨離等でモノを手放すことを、「モノの整理」と呼びます。
この「モノの整理」は、「モノを捨てるなんてもったいない!」というマイナスなイメージもありますが、 まず、整理には5つの効果(良いこと)があるのです。
整理の効果とは、「時間を生む」「お金の節約」「気分が晴れる」「空間を広く使える」「ラクできる」の5つ。中でも、「ラクできる」という効果は、片づけもや掃除だけでなく、モノの管理、部屋の移動や日常の動作まで…。
モノが少ないと色んなことがスムーズに運び、暮らし自体がラクになります。
そもそも、モノが少ないと収納だってしっかり考えなくても良い。片づけだって掃除だって、難易度は下がります。
「手放す」という マイナス面ばかりに目が行きがちですが、「手放す」ことによってこんなにモノ効果があるというプラス面に、まずは目を向けてみましょう!
では、そのためにモノを整理しよう!となると、やはり一番の壁は「手放す」ことでしょうか?
整理の具体的な手順についてご紹介します。
まずは、目的の設定です。何のために片づけをしたいのか?
例えば5つの効果の中で、どんな部分を特に目指したいのか?
部屋に何一つモノがない状態を目指すのか、あるいは使うモノをすぐに取れる状態が良いのか、自分が分かりやすい為なのか、子どもの為なのか、旦那さんにお手伝いしてもらうためなのか。
どうしたら心地よいのか、自分はどうしたいのか?というところを、しっかりと把握しましょう。
「ゴールを設定する」ことこそが、モノを整理するときの判断基準になります。
つぎに、実際のモノの整理ですが、基本的には「使う」か「使わないか」を持ち主の目線で判断します。
自分軸であることが大切です。
ステップ①で設定した「ゴール」に向かう上で、【自分は今、「使う」か「使わないか」?】を自身に問いかけ、これを5秒でテンポよく、直感で判断していきます。
とは言え、5秒で「使う」「使わない」の2択に決められない場合は、「迷う」も加えた3択でも良いです。
「使う」「使わない」「迷う」を、とにかく5秒で判断します。
私が「5秒」をお勧めする理由は、人間の脳にあります。
直感とは、人生経験から無意識的に判断する結論。自分そのものなので、あながち間違っていないのです。
【今、「使う」か「使わないか」?】を自分に問いながら決断した答え…「迷う」は、「使うイメージができないけど、もしかしたら、使うかもしれない…」というのが本音ではないでしょうか?
ここで判断に7秒以上かかると、理性的な意識が働くので、「高かったから…」「いつか使うかもしれないから…」など、何かと言い訳をしてしまうのです。あとから言い訳してしまう、脳の悪いクセを出さないためにも、「5秒でテンポよく」がオススメです。
そして、「迷う」は、無意識では使わないと判断していると思っていてください。
ステップ②で出した「使う」は元に戻し、「使わない」は手放しますが、「迷う」は残ってしまいます。
最後に、「迷うモノ」だけ、じっくりと向き合ってみてください。
なぜ、手放せなかったのか?
モノを手放せない理由は沢山ありますが、人によっていくつかの傾向に絞られることが多いです。
✔ いつか使うかもしれないから
✔ 高かったから
✔ まだ、使いきっていないから
✔ 捨てるなんてダメ!モノは大切にしないといけない
✔ 思い出があって手放せない
…あげればキリがないですね。
傾向が分かれば、新たに手に入れるときの入手の基準にしやすいですね。
でも、そもそも、その考えは、いつが視点になっていますか?
「いつか使うかも」は 未来が軸に、「思い出があって…」は 過去が軸にありませんか?
【今】を軸に、再評価してみましょう。
それでも手放せない場合は、「すぐに使う方法」を考えるか、「先送りボックス」としてひとまとめにして気が済むまで保管しておきましょう。
整理とは、「捨てること」ではなく「決断すること」だと私は考えています。
人生は決断の連続です。1つの選択をすると、何か1つを捨てることって、多々ありますよね?
自分が「使う」か「使わない」かの2択は、選ぶこと。【自分の未来を決める行為】なのです。
なりたい未来に向かって「自分で選んだモノ」を、今、この先使うのです。
自分の未来のためにも、今、満足できる決断の仕方をしてみてくださいね。
この記事のライター
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