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一汁三菜を現代風にアレンジしてワンプレートに仕立てました。旬の食材を使って、特別な日のご飯にも使える一汁三菜ワンプレートのご紹介です。
本来の一汁三菜は、ご飯と汁物と漬け物に、生魚を使用したなます、焼物、煮物の3つのおかずがつく献立だと言われています。
現代では焼物や煮物に関わらず、ご飯(主食)、汁物、メインのおかず(主菜)に副菜、副々菜の献立を呼ぶ印象ではないでしょうか?
一汁三菜の魅力はなんといっても穀類、肉や魚などのたんぱく質、野菜などを少しずつバランスよく食べられることです。
それに旬の素材を組み合わせて、季節の変わり目、体調を崩しやすい時でもあるので、栄養バランスよく食べられる一汁三菜プレートのご紹介です。
ワンプレートに使うプレートは直径25cm前後のものです。どんなお料理とも相性がよい、白いフラットなプレートは重宝します。
段取りよく45分ぐらいですべての準備ができるように、調理順を考えて作るのがポイントです。
一汁三菜メニューを考えるとき、まずメインを決めます。この日は秋鮭が美味しい季節になってきたので、鮭のムニエルでたんぱく質がとれるようにしました。
一汁三菜プレートにするとき、食材や味が重ならないように工夫します。
鮭のムニエルには茹で卵を潰してマヨネーズと塩・こしょうで味つけしたタルタル風を添えて。ポテトサラダに使った秋じゃがはほんのりピンク色のものを。
あとは緑のお野菜が欲しかったのでつるむらさきのおひたしを添えました。お味噌汁はわかめとねぎです。
ワンプレートにのるぐらいの量がちょうどよく、少なすぎず盛りすぎず、バランスよく配置していきます。
9月は息子の誕生日でした。
我が家は特別な日のご飯も一汁三菜プレート。お肉が大好きな息子のリクエストでステーキがメインのワンプレートです。
ステーキはシンプルに塩・こしょうとガーリックで味付けをして。豆乳マッシュポテトを添えました。
お肉がボリューム満点なので副菜には海老とアボカド、ゆでたまごのディルサラダとわかめときゅうりの酢の物。汁物はかぼちゃのポタージュにしました。
何を作ろうかなっていうときに一汁三菜を基本に考えると、メニュー決めも案外と簡単にできます。なにより、栄養バランスよくできるところがいいなと思っています。
毎日つづけるのは大変ですが、100%でなくてもいいんです。極端に偏った食生活を送るよりは少しの意識で50点よりは60点。そんな感じで体に良い食事に近づけたらいいなと思って、日々のご飯作りをしています。
日本には四季があって旬の美味しいものもたくさんあるので、そういった食の楽しみを子ども達に伝えていくことができたら思っています。一汁三菜のある暮らしをぜひ始めてみませんか?
この記事のライター
masayo
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夫と小学生2人と暮らしています。結婚してからパンやお菓子作りに興味を持ち現在に至っています。作るのも食べるのも大好きです。器好きでもあり、作家さんのものをはじめアンティークまで幅広く収集しています。2016年5月より自宅で小さな教室(パンやお菓子を作る会)を始めました。
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