更新日:2018年3月11日 / 公開日:2018年3月11日
だんだん気温も高くなり、過ごしやすくなってくる春。しかし、花粉症の方にとっては、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、肌荒れ…と、むしろ1年でもっとも過ごしにくい季節かもしれません。そんな花粉症に効果的なツボを使ったセルフケア法をご紹介します。
こんにちは。
六本木の美容鍼灸サロン、コスメティックミューズの木村瞳です。今回は、春先のお悩みナンバー1ともいえる、花粉症に効果的なツボを使ったセルフケアについてご紹介します。
ここ最近、だんだん気温も高くなり、過ごしやすくなってきましたね。しかし、花粉症の方にとっては、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、肌荒れなどに悩まされ、1年のうちでこの季節が一番過ごしにくい時期かもしれません。
そんな、つらい花粉症の症状を少しでも改善したい!という方は、こちらのツボ押しを試してみてください。
小鼻のすぐ横にある「迎香(げいこう)」というツボは、くしゃみや鼻水、鼻づまりなど、鼻のトラブルの特効ツボ。私のサロンのお客様にも、このツボに鍼をうったら、つまっていた鼻がすっと通った、という方もいらっしゃるほど効果の高いツボです。
わりと痛みを感じやすいツボなので、力を入れすぎないように、ぐーっと押してみてください。爪が長くて指だと押しにくい、という方は、手をグーにしたときの人差し指の第2関節の部分で押すと、押しやすいと思います。
また、押すときにグリグリと指を動かしてしまうと、摩擦で肌にダメージを与えてしまうので、こすらないように気をつけてください。
◎迎香(げいこう)
小鼻のすぐ横のくぼみ。押すと痛い部分。
くしゃみ・鼻水はもちろん、目もつらいという方は、首から上のトラブル全般に効果があると言われている「合谷(ごうこく)」というツボを押してみてください。
こちらも痛みを感じやすいツボなので、つらくない程度の強さで押しましょう。手のツボなので、スマホやマウスを使うことによる手の疲れも、同時にケアできますよ。
◎合谷(ごうこく)
親指と人さし指の骨がまじわったところから、やや人さし指よりの骨ぎわを押すと痛い部分。
顔に花粉がつくことで、肌が荒れたりかゆくなる。そんな方は「曲池(きょくち)」というツボを使いましょう。このツボは肌荒れに効果的なツボなので、花粉症だけでなく、ちょっとお肌の調子が悪いときにも使えます。
◎曲池(きょくち)
腕を曲げたときにできる、ひじのシワの外側の端。
どのツボも、痛気持ちいいくらいの強さで、5秒×5~10回程度押してみてください。いまいち場所がわからない、という方は、ちょっと位置をずらしてみたり、まっすぐ下に押すのではなく、骨に向かって押すなど、押し方を変えてみるとわかりやすいかもしれません。
また、写真は片方だけですが、左右両方同じ位置にありますので、両方とも押しましょう。
東洋医学は即効性を期待するというよりも、基本的にはゆっくり体質改善をしていくためのものなので、自分のペースにあわせて試してみて下さい。
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