更新日:2019年7月5日 / 公開日:2018年4月7日
生理は女性の秘密?タブーな話?いつまでそんな時代が続くのでしょうか?もっと生理の理解を男性にも社会的にも深く広めるために、もうちょっとだけオープンになってみませんか?きっと男性も話せば話すほど分かってくれるはず。でも、私自身そう考えるようになったのは夫と出会ってからなんです。
夫と付き合っていた頃、デート中に生理が来ました。
痛くて動けなくて、できればトイレに引きこもりたくて、どこかで座って休みたくて。デート中にどうして…なんでこんな時にやって来るんだ…。ストレスと疲れが同時にどっと押し寄せます。
スマホのアプリで生理のカレンダーを毎回きっちりつけていたから、予定日もわかっていたのに、突然なんの前触れもなしにやって来ることもあるのが生理。突然の腹痛が通り雨だったら、生理の痛みは台風、いや、まさに豪雨。
「生理でちょっとお腹が痛くて…」と彼に控えめに言ってみたけど、顔色がげっそりしていたのか「じゃあ今日はゆっくり休もうか、予定変更してもいいよ」と優しく言ってくれました。
「あれ?いいの?」
心の中では「そのくらい我慢したら?」「生理の痛みは薬で止めれるだろう」と思われているんじゃないかと心配しましたが、そんな気配は一切なく、「生理用品持ってる?」と声をかけてくれたんです。
「あ、この人は生理をわかってる人だ」その安心感だけで私は救われました。
パートナーが生理のことをよくわかっていると、助かる部分は理解レベルだけでは留まらず。生理中に使うアイテムのこともよく知っていたので、これにはまたも感激しました。
・生理用品を買って来てくれる
・タンポンについても知っている
・どんな痛み止めが必要かを知っている
・生理の話を聞くことに抵抗がない
・生理中はイライラしやすい、気持ちが不安定になることを熟知
だから生理が来た時に、生理の悩みを打ち明けられるし、お出かけ中に痛みがひどくなった時は「休みたい」と言えます。我慢したり、無理して耐えなくていいんです。
素直な気持ちで生理について彼と向き合えます。
生理の話はタブーかな?話さない方がいいかな?と思っていた頃の自分と、今の私を比べると、夫のおかげで全く別人になりました。
もっともっと男性に、生理について教えてあげたい、私の痛みはこんな感じだけど、世の中には立っていられない人もいたり、月経時に吐き気がしたりする人もいるんだよと、様々な人の例も含め、抵抗なく生理の話をするようになりました。
生理は女性の秘密じゃないし、恥ずかしいことではないんです。
パートナー、夫、息子などの身近で打ち解けやすい男性からでいいので、女性からどんどん発信できる社会にするべきなのではないでしょうか?
少しでも理解が深まれば、男性も女性を何らかの言葉や行動で助けることができるでしょう。
「なんで生理のことをちゃんと知っているの?」
夫に聞いてみたことがあるんです。そしたらとってもシンプルな答えが返ってきました。
「フィンランドの学校でしっかり習ったから。生理は痛いってこと、全員が周期的にやって来るとは限らないこと、そしてその時期に不安定な気持ちやストレスが溜まりやすいこと、これだけ知ってたらあとは個人差があることを含めて考えるし簡単だよ。それに、女友達のオープンな話をよく聞いてきたから。」と言われました。
生理って細かくあれもこれも伝えようとしたりしなくていいんです。
まずは男性にちょっと簡単な部分から少し踏み込んでもらって知ってもらうことが大事なんですよね。
フィンランドの学校の性教育…どのように生理を学習させているのか気になりますね。(もちろん学校によっても、人によっても生理の知識に個人差は必ずあります)
「生理用品は自分で買いたいから大丈夫」そういう女性が大半だと思います。私も体に合わない生理用品があるので、自分で選んで購入することの方が多いです。
しかしながら、パートナー、彼氏、夫、仲のいい男友達に、ついでに買ってきてもらえたり、必要な時に電話で頼むことができれば、何かと嬉しくないですか?緊急時にも頼みやすいし、包み隠さず頼れること、私はとっても素敵なことだと思います。
「男性に生理用品を買わせるなんて恥ずかしい…」そういう抵抗感が少しずつ、なくなっていきますように…。
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