更新日:2018年4月17日 / 公開日:2018年4月17日
野菜が一番美味しいのは、その野菜の旬の時期。旬の野菜は栄養がピークに達していますから体にもいいんです。今回は、旬の「春キャベツ」を使った愛犬のためのロールキャベツをご紹介します。えー、難しいんじゃないの?なんておっしゃるなかれ。チンして巻いて茹でるだけ。冷凍保存もできる便利な作り置きご飯です。
ビタミンが豊富なキャベツには、ビタミンCはもちろんのこと、キャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれています。自然から摂れる胃腸薬として、油を使ったとんかつに添えられたり、居酒屋さんに行くとまず最初にお通しで出てきたりしますね。
葉の部分だけではなく、芯にも栄養がたっぷり含まれています。また、煮汁にも成分が溶け出しますから、水分補給も兼ねて、わんちゃんにはぜひスープも一緒にあげてくださいね。
「犬は食物繊維を消化しないから、食べると体の負担になる」という情報を時々見ます。
では、こんなに野菜を食べる人間は、食物繊維を消化するのでしょうか?答えは「NO」。哺乳類である限り、食物繊維は消化できません。その消化しない食物繊維が豊富な野菜を、人間はいっぱい食べましょう!と言われます。なんだか、変な話ですよね。
食物繊維は消化されなくても、ちゃんと役割を果たしますよ。代表的な働きとしては、便通をよくして腸内環境を整えます。わんちゃんも同じ。
変な話ですが、ローズ一家は毎食野菜をたっぷり食べていますので、毎日快便です!
① キャベツは1枚ずつ剥がしてラップに包んだら、500Wで3分30秒加熱して冷ましておく。
② 鶏ひき肉と冷やご飯を混ぜる。全体が均一に混ざればOK。
③ ②を4等分してキャベツに包む。巻き終わりは、パスタを刺して止めるとそのまま食べられるので便利。
④ ③を鍋にぎゅうぎゅうに詰め、ミニトマトとしめじを散らし、水をひたひたに加えて火にかける。大きい鍋ではなく、巻いたロールキャベツが隙間なく入る鍋を選ぶと巻いたロールキャベツがほどけない。
⑤ 蓋をして、強めの弱火で10分火を通す。全体に火が通ったら、鍋から取り出さずに冷めるまでそのまま置いておく。
⑥ 人肌程度に冷めたら、お皿に盛ってあげる。
⑦ 冷凍保存する際には、保存容器にスープごと入れて冷凍する。解凍したらスープごとそのままあげられる。
米飯も入れているので、これだけで1食になる作り置きご飯です。食べる量に関しては、前回の【基本の手作り犬ごはん】を参考にしてみてください。
ちなみに、大きめのキャベツの葉っぱで作った今回のロールキャベツですが、ローズ一家は1/2個ずつ食べました。丸呑み派のわんちゃんが食べる時は、ハサミなどで最後に食べやすい大きさに切るといいですね。
もちろん、味付けをすれば飼い主さんも食べられます。その際には、ひき肉と米飯の餡に塩こしょうをして、コンソメスープの素と一緒に煮込んでください。
愛犬と同じものを食べるのって、嬉しいものですよ。
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