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「お待たせしました」は実はNG?気をつかったつもりで失礼な日本語(前編)

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目次

「お待たせしました。レポートを提出します」
調査や研究を始め、リサーチでもアンケートでも、イベントでも、確かにレポートは早くほしいもの。その提出が遅くなってしまった場合、「お待たせしました」と言われると少し違和感を覚える人がいることを想像できますか?
また、文法的にもおかしくないのに、この「お待たせしました」がどうしてそんなに微妙な雰囲気になってしまうのでしょうか。

 

「遅くなりました。ハンバーグ定食です」とは言わない

「お待たせしました。ハンバーグ定食です。」

これはOK。待っていたのですから。ではハンバーグ定食はOKでレポートはなぜNGなのでしょう。

ハンバーグ定食の場合は、こちらが注文し、言うならば、それ相応の代金を支払い「作ってください」とお願いした状態です。あまり待たせすぎるのは別ですが、少々の時間は対価として我慢するわけです。その時に例えば多少テーブルに届くのが遅くても、「お待たせしました」となります。逆に「遅くなりました」とは言えません。程度が酷い場合は「遅くなりました」ではなく、むしろ「大変お待たせしてしまい……」などとなるわけです。

一方、レポートの場合は、こちらが「書いてください。お願いします」と注文したわけではありません。レポートがあった方が良いことは、最初から決まっていたことで、期限通り、理想のタイミングで出ることに対し、当然の期待がかけられています。それがこちらの都合で遅れた場合に「遅くなりまして」は使えても「お待たせしました」が失礼にあたる由来です。

つまり「お待たせ」と言われた相手は、期待通り、理想のタイミングで出ることが当たり前と思っている状態、そう実は「待っていない」状態の場合なのです。


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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