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42歳の果穂さん(仮名)は結婚8年目。しかし果穂さんの夫には浮気癖があり、分かっているいるだけでもこれまでに3人の女性と不倫関係を続けてきたとのこと。離婚を考える果穂さんですが…。後編です。
連載・オトナの思春期相談室#6 後編
<<前編:私の妊娠中にも浮気をしていた最低な夫。でもそのときに離婚できなかったワケとは

「実は、夫が50歳になったら離婚のチャンスかなって思っているんです。彼は健康診断の結果も年々悪くなっているし、50歳を過ぎたら体が悲鳴を上げるんじゃないかしら。
とはいえ今の夫を見ていると、まだまだお酒もいけるみたいだし、夜更かしもしているんですよね。うかうかしているうちに夫に病気になられてしまったら離婚のタイミングを逸してしまうから、どのタイミングがいいのか…、最近はそればかり考えています。
ひょっとして、病気になりそうでならない今こそ離婚のチャンスなのかしら…。だとしたら今年中には離婚してしまったほうがいいんですかね?先のことがわからないだけに、離婚の時期だけは間違えないようにしないと、結局、弱った夫を“妻だから”という理由だけで面倒を見なくてはならなくなりそうで、それだけは勘弁なのです」
▶愛情のない夫との暮らしは…

メンタル心理カウンセラー・並木まきからのアドバイス
すでに離婚を決めている以上、その夫への制裁のためだけに離婚をしない現状は、おそらく果穂さんにとってとても苦痛なのではないでしょうか。自分を裏切った相手への制裁を優先したい気持ちも理解しますが、結婚も離婚も“相手のあること”なので、自分の計画通りに物事が進むとは限りません。
もしもすでに本心から離婚を望んでいて、今すぐに動けない理由が「制裁」だけであれば、そのためだけに一緒にいる時間がもったいないという見方もできます。どの時期に離婚をしようが、離婚を望んでいない相手方からすれば、それなりのダメージはあるもの。毎日、復讐心に燃えながらパートナーと一つ屋根の下で暮らすことによるご自身の精神的負担を思えば、時期にこだわらずに早期に離婚をしてもいいのかもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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