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無印良品銀座内ATELIER MUJI GINZAにて開催される企画展「素材の源流を辿る『渡し舟-からむしの営み』」。『素材の源流を辿る』は、さまざまな課題に向き合いながらも、昔とかわらない原材料と伝統的な技術でつくられる素材やつくり手に目を向け、背景を理解するとともに文化として丁寧に伝えることで、共感や新たな価値の創出に繋がるような、ものづくりを紹介していく取り組み。本展示では、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の多年草「からむし」にスポットを当て、『季節に根ざしたからむしの栽培』、『渡し舟ーからむしの営み』、そして『これからのからむしを探る』の3部構成で行われます。これからのわたしたちの暮らしや社会について考えるきっかけになるような内容ですよ。

音楽家・三船雅也氏が率いるインディーズロックバンド「ROTHBARTBARON」と、アートディレクター井上嗣也、その他フォトグラファーの嶌村吉祥丸を含む5組のクリエイターによる、音楽とグラフィックのコラボレーション企画となる本展。ROTHBARTBARONが10月にリリースしたアルバム『8』をクリエイティブ業界の第一線で活躍するクリエイターが独自の解釈によりビジュアルやポスター、レコードやカセットテープなどを制作。ここでしか見られないコラボレーションの世界に、ぜひ足を踏み入れてください。

ピクセルアートを主軸としたイラストレーション、ミュージックビデオ、VJなど幅広く創作活動を行うアーティスト、ヘルミッペ氏。本展のタイトル「Adt」はAnti dusk troupeの略で、段々夜になっていく夕暮れに抗いたいという彼の現在の状態が表されています。そこには自分の身体と内面との付き合い方を考え、生活のバイオリズムや、頭の中にある人と違った部分も素直に作品に昇華していきたいという思いが込められています。 この機会にぜひご覧ください。

グッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞の審査委員全99名が選んだ「一品」85点を、11の領域に分類して審査委員のメッセージとともに紹介される展示です。今年は、審査委員の選んだ「一品」から、デザインの楽しさやよろこびに注目。見たことのない美しいデザインに触れること、仲間とともに新しいデザインを生み出すこと、そしてそれが多くの人に届くことから生まれる感動やよろこびが、暮らしや社会をすこしずつ先に進める原動力になっていることを、今年の一品を通して感じていただけるような内容です。

画家の安藤智氏による個展です。スケッチをして描かれた新作を中心に構成された展示です。2023年11月4日(土)18時頃からは、安藤氏を交えたオープニングパーティーが開催されます。事前予約なしで参加が可能なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

戦後の日本で独自に普及してきた花柄の毛布を主な作品素材として、立体作品やインスタレーションを手掛ける江頭誠氏。日頃から道に落ちてる石や枝、リサイクルショップのジャンクコーナーで出土した、何かが欠損したモノを集めているのだそう。
「今回は、私が見つけた腕がない玩具や欠損してしまっている出土品を布で作ったパーツなどを使い修復します。修復といっても、昔服が破れてしまった時に母が別の生地で縫い合わせてくれていた経験を元に、そこにあったであろうモノを想像しながら、新たな形を作ります」と江頭氏。江頭氏にしか表現できない世界をお楽しみください。
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