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「略奪愛」という言葉の響きには、並々ならぬ不穏な雰囲気が漂っているもの。人様の恋人や夫を「略奪」するわけですから、当人がそれ相応の覚悟をもって臨んでいるにしても、人の道に外れた行為として世間からは冷ややかな目を向けられがちです。
ところで「私は略奪とは無縁」と平穏に生活をしてきた人でも、40代になり突如として略奪愛に目覚めてしまうことがあるよう。元議員であり女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが「マジメだった40代が略奪愛に走った」その事情に迫ります。

「昨年、いわゆる“略奪”によって、不倫相手から妻へと昇格しました。夫とは5年ほど不倫をしてきたのですが、実は当初は私、まったく結婚願望はなかったんですよね。
ところが、40代も半ばになってきて周りからの『ずっと独身でかわいそう』マウントが強くなってくるのを感じたときに、急に言いようのない悔しさに襲われて。友人や知人から哀れな目を向けられているような気がしたら、私は居ても立っても居られなくなり、自分の当時の状況を許せなくなったのです。
『私だって、やればできるのよ』というのを、周囲に誇示したくなったとでも言うのでしょうか……。負けず嫌いな性格なのも影響したかもしれません。
もともと夫が奥様とは別居状態だったこともあって、私が結婚を望んだ途端に、あれよあれよと急展開でことが進みました。
実際に略奪婚をした今は、自由があった不倫時代のほうがよかったかも……と思うときもありますね。
親しい友人たちは、私が略奪をしてまで結婚をしたことに心底、驚いたようです。『あなたのどこにそんな情熱があったの!?』とも聞かれましたが、情熱というよりもただ負けず嫌いを発揮しただけな気がします。自分としては“結婚”という世間的な結果を得たかっただけなのです」(47歳女性/パート勤務・神奈川県)
略奪愛と聞くと、情熱的でドラマティックな展開を想像しがちですが、実際には周囲を見返したいという悔しさが原動力になっている場合もあるよう……。しかし本人にとっては正当性があるつもりでも、それを聞いた周囲はなかなか納得できるものではないでしょうね。
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