同じ職場の同期で年収は同じなのに、貯蓄に大きく差があるケースはよくあります。お金が貯まる人と貯まらない人には違いがあるのです。今回は3つの違いをお伝えします。
1・何にいくら使っているのか「把握」しているのかの違い
お金が貯まるか貯まらないかの大きな違いは、支出を把握できているかどうかです。お金が貯まる人も貯まらない人も毎月お給料口座に入金される金額は把握しているものです。
しかしながら、家賃や、携帯料金、保険料などの固定費の支出については把握しているものの、食費や交際費、ショッピングなど流動費については何にいくら使っているか把握できていません。
つまり支出が把握できていないと、収入に対していくらなら貯蓄できるのかも把握できないため、貯蓄に取り組めず支出が少ない月はお給料が残るけれど、支出が多かった月はお給料を全て使いきってしまうことになりがちです。まずは支出を把握して、貯蓄額を決めて、のこったお金で生活するようになれば、お金が貯まる人変われます。
2・「買い物」の仕方に違いあり
仕事帰りで疲れていると、夜ゴハンはコンビニでお弁当や飲み物を購入することもありますが、頻繁であれば結構な支出になっている可能性はあります。「お金で時間を買っている」というのも考えのひとつではありますが、お金を貯めたいなら時間を少し作り週末にスーパーで買物をして自炊する方が食費はおさえられます。たとえば週末に常備菜を作っておけば帰宅時に買い物する必要もなく、時短にもなるうえに食費もおさえることができます。
他にはセールでの買い物の仕方にも違いがあります。お金が貯まる人はセールだからといって張り切って購入せずに本当に必要な物だけを購入します。セールだからとおトクな気持ちになり購入していたら、貯まるものも貯まりません。無駄な物は買わずに、必要な物は計画性をもって購入することが大切です。
3・「部屋の整理整頓」の違い
一見、部屋が整理整頓されていることとお金が貯まることとがどう直結するのかピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。部屋が整理整頓されていると、自分が何を持っているのか把握できるので必要な物しか買わなくなります。たとえばクローゼットの中が整理整頓されていないと、似たようなデザインの洋服を買ってしまったり、持っているアイテムとコーディネートができるものがなかったりと無駄な買い物をしてしまいがちです。
部屋の整理整頓ができていると収納スペースに入りきらない物は購入しないので、買い物する時も値段が安い商品についても吟味します。整理整頓できていることで、無駄な買い物をせず、本当に必要な物だけ購入することつながります。