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人により、掃除のやり方はさまざま。きっちり雑巾までかける派もいれば、お掃除ロボットにお任せ派、あるいはワンルームのフローリング程度ならほうきでゴミを掃くだけで済ませてしまう人もいるだろう。実際、一人暮らしをしているSUUMOジャーナル編集部員にも「掃除機使わない派」が2名いた。
では、世の中の主流はどうなのか? 一人暮らしの“お掃除事情”を10代から40代まで333名へのアンケートで探ってみた。
今回は、現在または過去に一人暮らし経験がある男女にアンケートを実施。まず、「現在使用している(一人暮らし時代に使用していた)「お掃除家電」を聞いた。
Q.現在使用している(一人暮らし時代に使用していた)「お掃除家電」は何ですか?(複数回答)
1位 家庭用の一般的な電気掃除機(紙パック式) 58.9%
2位 家庭用の一般的な電気掃除機(サイクロン式) 25.2%
3位 ハンディタイプのコンパクトな電気掃除機 15.3%
4位 どれも持っていない 8.7%
5位 ルンバなどのお掃除ロボット 3.3%
総務省の統計調査によれば、二人以上の世帯の電気掃除機普及率は98.1%(平成26年全国消費実態調査)となっているが、一人暮らしに限れば「持っていない」という声が9%弱挙がった。気になるその(どれも持っていない)理由についても聞いてみたところ、以下のような結果に。
Q.「どれも持っていない」理由は何ですか?(複数回答)
1位 コロコロ(※粘着カーペットクリーナー)やモップ、雑巾などがあれば十分だから 72.4%
2位 部屋が汚くても気にならないから 24.1%
3位 経済的な事情で掃除機の購入が難しいから 13.8%
4位 掃除が嫌いだから 10.3%
5位 その他 3.4%
と、汚部屋でも気にしない、そもそも掃除が嫌いといった若干やけっぱちな理由も多かったが、簡易的な掃除用具だけで十分という意見が圧倒的。一人暮らしの生活スペースであれば、それで事足りるのだろう。
最も多いフローリング掃除の方法は「掃除機のみ」次に、フローリング掃除の具体的な方法とその満足度についても質問。最も多かったのは「掃除機のみ」。ただし、掃除機だけだと細かい箇所の埃が残るという不満も少なくなかった。なお、「掃除機のみ」以外の掃除方法としては以下のような回答が見られた。
「小さなゴミを見つけたら、すぐにコロコロで掃除をする。あとは週1回の掃除機で十分きれいになる」(30代女性)
「大型の掃除機とフローリングワイパーでゴミを取り除いた後、雑巾がけをする」(20代男性)
「コロコロとウェットティッシュの組み合わせ(掃除機はなし)」(30代女性)
「フローリングワイパーをかけ、とりきれないゴミを一カ所に集めて、それをガムテープでとる。水拭きほどはきれいにならないが、楽なので」(40代女性)
「ワンルームだったので水拭きのほうが早いし、きれいになった」(40代女性)
最後に、「掃除をする頻度」については週1~2回程度(37.5%)が最も多く、以下、「毎日」(12.4%)、「週3~5回程度」(10.2%)と、なかなか小まめに掃除をする人が多い印象だ。
なお、本日5月30日(※記事公開時)は「ゴミゼロの日」とのこと。せっかくなので、今日はちょっと気合を入れて掃除にかかってみては?
●調査概要この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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