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さんきゅう倉田です。38歳で東京大学に合格し、いま2年生です。2年のSセメスター(前学期)は在学する4年間で最も暇だと聞いています。友人たちはインターンやアルバイトに精を出し、かくいうぼくは英語とフランス語の勉強に勤しんでいます。
さて、大学内では6月に一悶着ありました。その少し前に、突然メディアによって東京大学が10万円ほどの学費の値上げを検討していると発表され、寝耳に水だった学生たちは、文化祭でデモを行い、Xで連帯し、大学側に文書を送りましたが、全く相手にされません。
東大在学中のさんきゅう倉田さんからみた、東大学費値上げ紛争についてお届けする【後編】です。
◀この記事の【前編】を読む◀東大学費値上げ反対の運動をうけて、ひらかれた「総長対話」。その内容とは? 今回の紛争を学生たちはどのように考えているのか?__◀◀◀◀◀
昨年、東大から電気代を節約してほしいと学生に対してメールがありました。そのメールが届いただけで、実際に節電のために何かやっている姿は確認できなかったので、切羽詰まっている印象はありませんでした。
ぼくは東大が好きなので、困っているのなら協力したい。
例えば、広い教室を学生が一人で使うことのないよう、空き教室とその使用率を把握して集約することで冷暖房の費用を節約するのはどうでしょうか。
学生が協力して経費を節約できることがあれば積極的に連絡してほしい。そういった努力や工夫が見えれば「お金がない。学費を上げる」と知らされても、「ずっとお金がなさそうだったから、仕方ないよね」となるかもしれない。
学生たちの粘り強い活動により、授業料の値上げの発表が見送りとなったことが7月3日に報道されました。
やむを得ないのなら値上げにも納得します。しかし、その決定プロセスにおいて、学生の意見を聞かず、無視し、蔑ろにすれば不満は募ります。学費を20%上げるなら、総長たち幹部の年収も20%下げて、同じ苦しみを感じてほしい。テレビ東京の「WBS」で「東大総長の給与が20%下がることが検討されています」と知らされたら嫌でしょう。
今回の事件を契機に、学生を尊重し、軽視することなく学校運営を行ってほしいと強く願います。
アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。
『お金持ちがしない42のこと』(主婦の友社)
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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