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別れた女性のことをふと懐かしく思い出す。男性にもそんな瞬間があります。
「どうしているのかな」「昔と変わっているのだろうな」と勇気を出して連絡してみたら、想像以上にダメになっていた! なんて、ショックですよね。
別れて良かったなんて決して思わないけれど、「今でも独身なことに納得した」となってしまうと、ふたたび縁を育てていきたい気持ちもなくなります。
知るんじゃなかった、と男性が思う元カノの変化とは、どんなものだったのでしょうか。
「二年ほど付き合って別れた彼女がいました。
もともと時間にルーズな性格で、付き合っているときも遅刻の常習犯だし仕事でも書類の提出期限を平気で破るようなところが無理になって、俺から離れて終わりました。
先日、共通の友人と飲んでいたら元カノの話題が出て、『仕事で大きなミスをして左遷されたらしい』と聞いてびっくり。
何だか放っておけなくなって、電話してみると出てくれたので話を聞いてみたら
『プレゼンする予定の会社に別の会社への資料を送っちゃって、社内での信用をなくした』
とのこと。
プレゼン予定のギリギリに送ってしまったため回収の時間もなく、相手の会社からも取引を断られたそうです。
今はプロジェクトから外されて経理みたいな業務をしているらしく、落ち込んでいるんだろうなと思ったら
『そもそも期日まで短いのがいけないのよね。こっちだって準備があるのに』
と自分の失敗を棚に上げて怒っている様子にガッカリ。
懐かしさも吹き飛んでしまい、『これ以上左遷されないといいね』だけ言って電話を切りました。
正直、電話するんじゃなかったなと思っています」(40歳/総務)
★ 時間を大切にしない人は、仕事でも信用されずに良い成果を出せません。
自分のミスを会社のせいにするなんて、「昔と変わらないどころか悪化していた」ことがこの男性の関わりたい気持ちを折りました。
時間にルーズな人ほど、自分を正当化する理由を探すのかもしれませんが、そんな態度が恋愛でも悪い印象を残します。
「あっちの浮気が原因で別れた元カノ。今でも一応LINEのアカウントだけは残しているけど、特に連絡を取り合う機会はありませんでした。
それが、元カノの友人から『あの子が話したがっているから、良かったら連絡してあげて』と言われて、なんだろうと思いLINEしてみることに。
『久しぶり。何かあったの?』と送ってみたら、すぐに『LINEありがとう!』と返ってきて、そこから始まったのが今の彼氏の愚痴。
お酒ばかり飲むとかお金にうるさいとか、要は男を見る目がないだけじゃんって思うんだけど、『なんで俺に話すの?』と訊いたら
『元カノが困っているんだから、助けたいとは思わないの?』
って、食事に連れていってもらうことを期待していたようで。
『仕事が忙しいし、今の彼女に悪いから無理だよ』と返したら既読スルーになり、逆にホッとしましたね。
俺と付き合っているときはこんな人じゃなかったんだけどな、と思う反面、昔の浮気事件で散々『浮気したのはあなたのせい』って責められた記憶が蘇って、そのままアカウントをブロックしました。
そりゃ40を過ぎても独身なわけだ……」(38歳/教員)
★ 「え、おごり狙いだったってこと?」とこの男性に訊いてみたら、「たぶんね。今の彼氏に貢いでお金がないらしい」と肩をすくめて答えてくれたけど、実際こんな”お誘い”でホイホイ出ていく男性っているのでしょうか?
いっそ「ご飯に連れていって」と言われるほうが気持ちいいかもしれませんが、「助けたいとは思わないの?」って、どんだけ上から目線なんだ……。
こんな再会がもたらすのは、後悔しかありません。
独身を納得される元カノなんて、男性からすればある意味「黒歴史」なのかも……。
○○の悪化はショック!
「大好きだったけど、俺が素直になれないことが原因で振られた元カノ。
どうしても忘れられなくて、別れて半年くらい経ったときに思い切って連絡してみました。
そしたら普通に話してくれて、食事に行く約束もできて。
復縁できるかも!? と期待しながら会いに行ったのですが……。
待ち合わせのお店で見たのは、以前よりだいぶ太ってスタイルの変わっている元カノでした。
『ジム? 忙しいから辞めたの』
とまん丸な顔で言われてしまい、出会いがジムだったので余計にショックでした。
話していると昔と同じような楽しい気持ちにはなるんだけど、太ったことよりそんな自分を平気で放置できる元カノの態度が気になり、よりを戻したい気持ちもしぼんでしまって。
俺はいつ元カノと再開しても大丈夫なように筋トレを続けていて、でもこの人はそうじゃなかったんだな、と実感してしまい、結局それから会っていません。
体型がオバサン化した元カノって、意外とキツいんですね……」(36歳/営業)
★ 「今の自分のスタイルをまったく気にしていないことがショックだった」とこちらの男性は話していましたが、出会いがジムなら余計に落胆しますよね。
性格は変わっていなくても、スタイルの”悪化”はどこか心のだらしなさを思わせます。
この男性は、太った元カノを見て復縁する気がなくなった自分の愛情を疑ってしまい、それがつらいとも言っていましたが、一からの出会いではなく昔を知っているからこそ現在との落差を受け入れられないのは、仕方のないことだと思います。
むしろ、元カノの現状を目にしたことでこれからのことを考える良い機会になったともいえますね。
男性が元カノの現在を「知るんじゃなかった」と思うとき、ガッカリするのは付き合っていた頃の思い出まで風化してしまうから。
逆に、別れたあとで昔より輝いている元カノを見れば、また話したいとポジティブな関心も生まれます。
「今でも独身でいることに納得」なんて、男性から見ても悲しい姿なのですね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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