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「今は、ほとんどの文字をスマホやPCで入力するので、正直筆順なんてどうでもいい」と思っている人も多いでしょう。
では、文字を書くという機会は、どんなシーンで残っているでしょう。そうですね。冠婚葬祭での記帳、会議の時の板書など、厳粛な場や、皆が注目するシーンでこそ、筆順を見られる場面があります。
またそもそも正しい筆順で書くと、文字は美しく書けます。今日は、簡単な文字で、筆順をチェックしてみましょう。

ヒント 筆順のきまりの中には次のようなものがあります。
・左はらいと横画が交わるとき、
分かりましたか?
正解は……

先ほどのルール
で考えると、「右」は①に該当します。
では「左」はどうでしょう?
先ほどのルール
で考えると、「左」は②に該当します。

そもそも「右」という漢字と「左」という漢字は、成り立ちが似ています。
両方とも、手の形がある漢字です。「左はらいと横画」がそれぞれ右手と左手に該当します。手の部分を表す画は、手のひらに該当する部分から書くので、左右で書き順が反対なのですね。

さて、ルーツはそれでOKなのですが、いまいち覚えにくいですよね。
やはり、先ほどのルールの方が、実は書いた時に文字も綺麗に見えるので、子どもにも大人にもお薦めします!
ルール①横画が長く、左はらいが短い字では、左はらいを先に書に書く。
このルールには次の漢字が該当します。どれも、左にはらったあとに、2画目の横画を長く書くとかっこよくなります。

②横画が短く、左はらいが長い字では、横画を先に書く。
このルールには次の漢字が該当します。どれも、1画目の横画を短めに、左はらいをザっと長く書くとかっこよくなります。

どうでしたか? 筆順のルールを1つ覚えられましたか? 例外もありますが、基本のルールを覚えておくと良いでしょう。実際にこの筆順で書いてみると、良いバランスで書けると思います。試してみてくださいね。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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