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「草」という漢字は、草かんむりから書き始めます。同じ草かんむりの漢字は、花、英、若、苗、茶、菜など、たくさんあります。当然それらの書き出しは同じ。もしかして間違えて覚えていたとしたら、これら草かんむりの漢字の書き順が全部違うということに!

草かんむりは全部で3画。その順番が大事です。
では問題です。「草」の1画目はどちらでしょうか?

1 ズバッと横の画を先に書く。
2 縦の短い画を先に書く。
さて「草」の、草かんむりの1画目はどちらでしょうか。
正解は……

そう、この「草」の1画目、つまり草かんむりは、この横の画から書くのです。
草かんむりのなりたちは「艸」です。よく、絵文字で見かけませんか?
「(* ´艸`)クスクス」などの手の部分ですね。
「そう」と読み、草かんむりのことを表します。
そこから今の草かんむりの形になったのですが、なりたちと筆順は少し関連性がありません。今の草かんむりの形になってから筆順が決定したからです。
私が指導している国語塾では「地面を先に書きましょう。」と指導しています。
先ほど例に挙げた草かんむりの漢字も、全部この画から書きます。

「前」などの上は点から書きますが、「前」は突き抜けていないので、「前」の上は、草かんむりではありません。
間違えていた人はこの機会に覚えなおしましょうね。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
この記事のライター
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