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同じ言葉を2回繰り返すことで、より強い意味を表現する畳語(じょうご)。今日は、普段よく使っている畳語を漢字にしてみたものを3つ紹介します。あなたは3問中何問読めるでしょうか。挑戦してみてください!

「どど」? まさかね(笑) そうではありません。ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!
「努努」の意味は次の通り。
例えば「努努考えもしなかった」など。
分かりましたか?
正解は……

さきほどの例文で言うと……
と読みます。
「努」は、「努力」を表す漢字ですが、「けっして」という意味もあります。重ねることで意味を強めていますね。ロックバンド ONE OK ROCK の曲名にもあるので、読めた人も多いかもしれませんね。

「ようよう」でいいのかな。どんな意味なのかしら。ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!
「揚揚」の意味は次の通り。
例えば「意気揚揚」など。
もう分かりましたね?
正解は……

そう。これは「ようよう」でOKです。さきほどの例文で言うと……
と読みます。
「揚」には、「あげる」という意味があります。重ねることで意味が強くなります。俗語で「あげあげ~」がありますが、同じような意味ですね。

ここまで読んだあなたなら、漢字のイメージから想像して読めるはず!ヒントを読んで、読み方を当ててみましょう!
「滴滴」の意味は次の通り。
例文「汗が滴滴と流れる」
例文「不平滴滴」「滴滴とお世辞を言う」
分かりましたか?

例文
1 汗が滴滴(たらたら)と流れる。
2 不平滴滴(ふへいたらたら) 滴滴(たらたら)とお世辞を言う。
「滴」には、したたること、しずくが垂れ落ちることという意味があります。「滴滴」(たらたら)はそれが二つ重なることで、しずくが垂れ続ける様子、途切れることなく続く様子を表します。
どうでしたか? どれも普段使っている単語だったと思います。漢字で書くと読めないこともあり、このような畳語は仮名表記することが多いのですが、漢字で書くとこういう字を使うのだと分かっていると、これらの畳語をより深く理解することになると思います。日本語って面白いですよね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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