社会生活を送る以上、避けては通れないのが人間関係。
気の合う人ばかりではないので、時には何もかも嫌になったり、疲れてしまったりすることもありますよね。
でも、相手のことが好きになれないのは、もしかしたら先入観や思い込みが強すぎるせいかもしれません。長所を探す癖をつければ、人間関係はもっと楽になりますよ!
他人は自分の思い通りにならないものと知る
他人と接する前に、まずは余計な先入観や思い込みを捨てて、頭の中をクリアにする下準備をしましょう。
「あの人と自分は違う人間。だから、思い通りに動いてくれないのは当たり前なのだ」と意識するだけで、いくらか心に余裕が出てきませんか?
自分と他人との違いを楽しむつもりで接すれば、普段はストレスでしかない相手の行動も不思議と受け止められるようになりますよ。
欠点と長所は紙一重……かもしれない
のんびりしすぎている人。ガミガミと口うるさい人。一見、欠点にしか見えないこのような性格が、実は長所ということもあり得ます。
たとえば、のんびり屋さんの人は仕事を進めるペースはゆっくりだけれど、その分誰よりも丁寧で、ミスが少ないかもしれません。
ガミガミと小言ばかり言っている人は、それだけ愛情が深く、心から心配してくれているのかもしれません。
他人に対して「なぜ?」と感じた時は、一歩引いて観察し、その行動の裏や結果を見てみましょう。案外、今まで困った人だと思っていた相手が、素晴らしい長所の持ち主であると気づくかもしれませんよ。
思いきって相手の懐に飛び込んでみる
苦手だと感じる相手はつい避けたくなりますが、仕事やプライベートで関わりを持たざるを得ない以上、それにも限界がありますよね。
どうせ付き合っていかなければならない相手なら、苦手なままでいるより、少しでも好きになれたほうが絶対に楽! 最初は抵抗があるかもしれませんが、思いきって避ける→懐に飛び込むへと方向転換してみませんか?
接する時間が増えればそれだけ相手の長所も見つけやすくなるし、こちらが心を開くと相手の態度もおのずと柔らかくなって、良い関係を築きやすくなります。まずは、笑顔で挨拶から始めてみましょう。
いいところ探しで人間関係はもっと楽になる
他人の長所を見つける方法について、いかがでしたか?
自分自身が不幸だったり、疲れていたりする時ほど他人の悪いところも目につきやすいものなので、良い人間関係を築くには自分のコンディションを良好に保つことも大切ですよ。
相手のいいところをたくさん見つけて、お互いを認め合える「プラスの関係」を作っていきましょう。