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日本には敬語の文化があるので、社会人の言葉として正しい敬語が使えることは大切です。今回は汎用性が高く、エレガントな響きを残すひと言にフォーカスを当てます。(一社)日本プロトコール&マナーズ協会・主任講師の松田玲子先生にお聞きしましたので覚えてくださいね。
【連載/気品を身につけるシンプルな教え#20/言葉遣い編2】

あらゆる場面で使える言葉として「恐れ入ります」をおすすめします。大変エレガントな響きを残します。
以前、レッスンで生徒さんからうかがったお話です。

いつも立ち寄るショップで「恐れ入ります」と店員の方に声をかけたところ、応対がいつもと違い大切に扱ってくださり、嬉しく感じたとのこと。またご自身も凛とした気持ちになったそうです。
言葉遣いひとつで、その場の空気を清々しくし、お相手への印象も変わることがうかがえますね。
言葉もファッションと同じくTPOに合わせるもので、他の人が気持ちよく感じる言葉を使うことが礼儀でもあります。実は、いつもいつもていねいな言葉を使うことが、マナーなのではありません。
たとえば、良く使われる敬語も流行語もご自分の知識のポケットに入れておくとコミュニケーションがスムーズに行く場合もあります。

そして、ビジネス等で目上の方やクライアントと話すときには、友人と話す時とは違って、自然と丁寧な言葉を選んでお話しをなさっているはずです。どのような年齢の方とも会話を楽しめるように、言葉遣いをTPOに応じて使い分けることができるのも、思いやりのマナーだということを覚えておいてくださいね。
この記事のライター
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