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親が知りたい「子どもがプログラミングを学ぶメリット」をプロが解説!初めてのプログラミングは「ゲーム感覚」でOK

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目次

小学校でプログラミングが必修化されたけど、親はどうしたらいいの?プログラミング知識ゼロの方も必見! プログラミングスクールTechKidz ACADEMY代表・熊谷基継さんの著書『親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK』(すばる舎)よりプログラミングを親子で楽しむコツをお届けします。

>>『親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK』のほかの記事も見る

【プログラミング教育】親が知っておくべきポイント

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ゲーム感覚で、だれでもすぐできる

ビジュアル・プログラミング・ツールって何?

「プログラミング」という言葉を聞いて、もちろん知ってるけどちょっと抵抗感があるという人が多いのではないでしょうか?

英数字がずらずらと並んだものを書かなくても、いまはパズルを組み合わせるようにしてゲーム感覚でプログラムを作ることができます。それが「ビジュアル・プログラミング・ツール」と呼ばれるもので、その代表的なものが本書で扱うScratch(スクラッチ) になります。

Scratch はMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されたプログラム開発環境で、だれもが無料で使うことができ、パソコンやタブレットで簡単に利用することができます。使い勝手のよさもあり、いまでは多くの学校やプログラミング・スクールで使われています。

はじめに「体験」ありき

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一般に「プログラマー」と呼ばれている人たちは、最終的には英数字が並んだプログラミング言語と呼ばれるものを使って開発をしています。それをもろに真似て、いきなりプログラム言語の書き方から始めてしまうと、わかりづらく難しそうな見た目もあって、面白さをまったく感じることができず、遊ぶことが大好きな子どもたちはすぐやめてしまうでしょう。

私も幼いころ「ファミリーベーシック」というファミリーコンピュータ(いわゆるファミコン)でプログラミングができるソフトとキーボードを父にプレゼントしてもらいましたが、当時の私には文字や記号をただ打っているだけで面白くも何ともなく、全部できたと思ったら(いちおうやったわけです)英語でエラー・メッセージが出てきて、「こんなに苦労したのに、もぉ〜!」とあえなく挫折してしまいました。

一方、ビジュアル・プログラミング・ツールは、ブロックの組み合わせでプログラムを組むので、ほとんどキーボード入力がなく、いきなりゲームが作れてしまいます。子どもたちが楽しみながら、ゲーム感覚で直感的にプログラミング思考を身につけるのに最適なツールといえます。

またScratchでは、ゲーム以外にもアニメーション、音楽などさまざまな作品を作ることができます。この本を読み終わるころには、あなたもお子さんも、立派なプログラマーになっているはず。むずかしく考えず、かる〜い気持ちで始めてみてください!

自分で考える力をつける

何のための必修化かを理解する

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プログラムを学ぶということは、「プログラマーになる」ということが必ずしもゴールではありません。2020年度から始まる小学校でのプログラミング教育必修化が意図するところは、けっして「プログラマーになりなさい」ということではありません。

そうではなく、大事なのは「プログラミング思考を身につけて、自分で考えて問題解決する力をつけましょう」ということ。そういう教育指針であることを理解しましょう。

これから必要不可欠になるスキル

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これから本書を通じてプログラミング体験をすることで、何度も実感すると思いますが、プログラミングの作業をしていると、「何を、どういう順番で組み立てればいいか?」「その組み立てを、どうやれば無駄なくできるか?」ということをいつも考えるようになります。脳にそういった思考の癖や回路ができてくるのです。これは将来社会に出てからも非常に役立つ考え方・スキルです。すなわち、プログラミング教育自体が1つの手段であるということです。

これからお子さんに教えるときには、将来プログラマーになることを前提にするのではなく、プログラミング思考を身につけるということをひとまずのゴールとしてイメージしてください。

極言すれば「自ら考える力=プログラミング思考」です。それを身につけることは、これからやってくる「AI(人工知能)・ロボット時代」を生きぬいていくためにも必要になるのです。

プログラミングを学ぶことで得られる、将来にわたって役立つスキル・思考力には以下のようなものがあります。

P17

(熊谷基継『親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK』(すばる舎)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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書籍『親子で学べる いちばんやさしいプログラミング おうちでスタートBOOK』について

小学校での必修化、あせらなくても大丈夫。まずは無料ソフトを使って、家庭でいっしょにトライ! できた! 楽しい! という体験をお子さんと積み重ねてください。プログラミングの面白さに目覚めた子どもは、論理的に考える力、自分で答えを導き出す力をぐんぐん伸ばしていきます!

【目次】はじめに/子どもたちがプログラミングを学びたくなる8つのステップ第1章 いま最も必要とされているプログラミング教育〜親が知っておくべき7つのポイント〜第2章 これだけ知っていれば大丈夫! プログラムの基本ルール第3章 いますぐ始めるプログラミング【体験編】第4章 いますぐ始めるプログラミング【クリエイティブ編】第5章 いますぐ始めるプログラミング【継続編】おわりに/おすすめ書籍およびWEBサイト

熊谷 基継さんのプロフィール

有限会社ENY代表取締役、プログラミングスクールTechKidzACADEMY代表。1975年生まれ。 東京出身。 青山学院大学大学院理工学研究科修了。 院生時代に脳科学の一分野であるバイオフィードバック(生体自己制御)によるリラクゼーション・システムを研究。 大学院修了後、日本電気株式会社(NEC)のインターネット・サービス・プロバイダ事業(当時)BIGLOBEにて販促・営業を経験。

その後、飲食業界へと転身。 中目黒のおでん屋で料理人・店長として働く。 さらに企画・コンサルティング会社でWEB開発・マーケティングを担当したのち、新宿の専門学校HAL東京で講師(プログラミング、WEBデザイン担当)を務めた。 講師時代に「もっと早い時期からプログラミング教育はなされるべきだ」と思い立ち、オンラインによるプログラミング早期体験スクールを立ち上げ、現在に至る。開発したプログラミング教材が長崎県対馬市教育委員会に認定され、対馬市小学校のプログラミング教材として採用される。

マーケティング・エンジニア、デザイナー、イラストレーター、料理人など多彩な経歴を、小学生向けのプログラミング体験イベントやオンライン学習サービスの提供、中小企業向けITコンサルティング、WEBデザイン・開発などに生かしている。

代表的な著書小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本早く仕事を終わらせたいから、プログラミングはじめました。


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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