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SVCが運営する発達に悩みを抱えるパパママ向けQ&Aサービス「ふぉぴす」は、1歳~12歳までの子供の発達に悩む保護者を対象に実施した「子どもの発達障害を疑った行動」に関するアンケート調査の結果を発表しました。
発達障害を疑った行動で当てはまるものを尋ねたところ、最も多い回答は「落ち着きがない」(98人)でした。次いで「言葉の遅れ」(85人)、「こだわりが強い」(65人)、「集団行動が出来ない」(65人)となっています。
◆落ち着きがない98人最も多かったのが「落ち着きがない」という意見でした。しかし「落ち着きがない」行動自体は多くの未就学児に見られる行動であり、それだけで発達障害を見極めることは非常に困難です。落ち着きのなさは3歳未満からでも保護者が悩みやすい事象であるため、多くの人が挙げた行動になっている可能性も含まれます。
◆言葉の遅れ85人「落ち着きがない」の次に多くみられたのが「言葉の遅れ」でした。「言葉」は一番分かりやすい発達の目安として指標にされることが多く、自治体で行われる1歳半健診でも言葉の有無を要経過観察とする基準としているところもあります。言葉が遅いと思い、発達に不安を抱える保護者が多いのもこのためです。ただ、言語の発達は個人差も多く、言葉が遅いからといって発達障害とも限りません。
◆こだわりが強い65人3番目に多かったのが「こだわりが強い」でした。自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)の特徴の一つで見られるのが「極度のこだわり」です。道順が違うとパニックになる、同じものしか食べないなど極度のこだわりがあり、それらのルーティーンが崩れると癇癪につながります。しかし幼児の場合、ワガママや我の強さと見分けづらい特徴です。
◆集団行動が出来ない65人「こだわりが強い」と同数だったのが「集団行動が出来ない」でした。集団参加への困難さは保護者以外の大人でも気づきやすい困り事でもあり、発達障がいへの知識がなくても、第三者に指摘されることも少なくありません。
今回の調査対象は200人ですが、平均で2.5個の疑い行動を選択しています。一つの行動だけではなく、複数の疑い行動から、我が子の発達障害の可能性について考えていることが伺える結果となりました。
調査対象:1歳~12歳までのお子様を持つ男女調査日:2023年12月調査方法:インターネット(https://4peace-qa.jp/)による回答調査人数:200名
SVChttp://s-vc.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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