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【東京でイチゴ狩り】甘さに徹底的にこだわったイチゴを食べ比べ! 試食する手が止まらず…

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目次

甘酸っぱい春の味覚、イチゴ狩りのシーズン到来!名産地まで遠出しなくても、近場で子どもとイチゴ狩りが楽しめたらいいですよね。そこで今回は、都内のイチゴ狩り農園【ICHIGO HOUSE.みたか】をご紹介。摘んだイチゴは持ち帰るはずでしたが、ちょっと味見をしたところ……まさかの結末となったイチゴ狩り体験をレポートします。

本当の“甘いイチゴ”に出会える【ICHIGO HOUSE.みたか】

京王井の頭線「久我山駅」から徒歩13分。都心から電車で気軽に行ける東京都三鷹市の【ICHIGO HOUSE(イチゴハウス).みたか】は、本当の“甘いイチゴ”に出会える場所をめざし、毎日ひとつひとつに丹精を込めてイチゴを育てている農園です。

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写真提供/株式会社WEGRO

農薬でも肥料でもない、植物の本来の力を引き出すまったく新しい農業技術「バイオスティミュラント」が、甘くておいしいイチゴづくりの秘訣。安心・安全のために「超減農薬栽培」にもこだわったイチゴは、赤ちゃんの離乳食にもぴったりです。

またこちらの農園では、腰をかがめずイチゴ狩りがしやすい「高設栽培」と、土に直植えする昔ながらの「土耕栽培」の2種類の栽培方法を採用しているのも特徴。土耕栽培のイチゴは、土からダイレクトに栄養が運ばれるために、より濃厚な味わいになるのだとか。

ハウス内で摘み取った分だけを購入する「摘み取り量り売り」プランと、時間制限付きの「食べ放題」プランの両方が用意されていますが、2024年の食べ放題の開催は現時点では未定となっています。

予約なしでイチゴ狩りが楽しめるから、開園日であれば「今日行ってみる?」と思い立ったときに行けるのも嬉しいところ。小さなお子さんがいて、先の予定が立てづらいファミリーに嬉しい限りですよね。

ICHIGO HOUSE.みたか基本DATA

■所在地:東京都三鷹市牟礼1-8 東八道路沿い■電話:070-8975-1115 ※受付時間:9:00~18:00※作業しながらの対応となりますので出られない場合があります■開園期間:12~5月■開園日:公式HPでご確認ください■摘み取り開園時間:10:30~16:00(15:30受付終了)※土曜日は10:30~12:30(12:30受付終了)※赤いイチゴがなくなり次第終了■予約:不要■料⾦:摘み取り 400円/100g※見学のみの方は入園料が150円となります※食べ放題の開催は現在未定。詳細は公式HPでご確認ください■アクセス:京王井の頭線「久我山駅」から徒歩13分■駐⾞場:なし■トイレ:なし■⾷事:400mほどの場所に「むさしの森珈琲 三鷹牟礼店」あり■備考:いちごの生育状況により営業内容を変更する場合がありますので、必ず最新情報のご確認をお願いいたします。2023年12月に茨城県ひたちなか市に【ICHIGO HOUSE(イチゴハウス).ひたちなか】がオープン—————————※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。【公式HP】▶ICHIGO HOUSE.みたか

いざ【ICHIGO HOUSE.みたか】へ! 並んだけれど意外に早く入場

せっかくイチゴ狩りに行くなら、甘くておいしいイチゴを摘みたいですよね。都内のイチゴ狩り農園の中でも「いちばん味に期待できそう!」と思ったことが、我が家が【ICHIGO HOUSE.みたか】を選んだ理由のひとつ。さらに普段フルーツをあまり食べない我が家の3人は、食べ放題では絶対に元が取れないので、「摘み取り量り売り」が選べることも決め手となりました。

【ICHIGO HOUSE.みたか】の場所は、東八道路という大きな通り沿い。

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この日開催されていたのは、摘み取りによる量り売りのみ。「キウイ」「ほしいも」「冷凍イチゴ」の直売も

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農業用のトラクターが展示されていて、自由に乗り込みOK

訪れたのは日曜の午前中ということもあって、入場待ちをする人の列が農園の外までできていました。20組近く並んでいたのでだいぶ待つことを覚悟したのですが、意外にも列はサクサクと進み、並んでから15分程度で入場。息子がイライラする前に入ることができて良かったです。

農園内にはトイレがないので、トイレを済ませてから入場するのがマスト。我が家は、農園に向かう途中のコンビニのトイレを利用しましたよ。

かさばる手荷物や上着は、受付にある荷物置き場に置いて行けるので便利。

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公式HPにも書かれているように、ハウスの中はとても暖かいです。いや暖かいというよりは、むしろ暑い!上着は、ここで脱いでいくこと強くおすすめします。また両手が自由になるリュックはイチゴ狩りに便利そうですが、ハウス中にリュックを持ち込むのはNG。ご注意くださいね。

イチゴ狩り開始! いろんな品種から選んで摘み取れるのが楽し~い

農園の方から摘み取りの説明を受け、ハサミ&カゴを受け取ったら、イチゴの栽培されているハウスへ出発。この日は、4つのハウスでイチゴ狩りができるとのことでした。自由に好きなハウスから回ることができます。

我が家が最初にやって来たのは、「恋みのり」「かおり野」「紅かおり」の3品種のイチゴが摘み取れるこちらのハウス。

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高設栽培のイチゴは、ちょうど息子の目線の高さに実っているから摘み取りしやすそう。これはいいですね!

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農園の方のお話によると、いちばんおいしいのは100%真っ赤に熟した「完熟イチゴ」だそう。ヘタのところまで真っ赤に色づき、ツヤツヤの光沢があるものを選ぶといいそうですよ。ちなみにスーパーに出回っているイチゴは、完熟前のものを早摘みして出荷しているものがほとんど。実は完熟イチゴを食べる機会ってほとんどないので、イチゴ狩りならではの醍醐味と言えそうですね。

なおイチゴを手で引っ張って摘むと、苗を傷めてしまいます。必ずハサミを使って摘み取りましょう。

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摘み取るイチゴを決めたら、いざチョッキン!

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わぁぁぁ~、おいしそうな完熟イチゴ!!そのままパクッと頬張りたいところですが(笑)、グッと我慢してカゴに投入します。

その後も次々と摘み取っていく息子。

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自分で好きなイチゴを選んで摘み取れるのって、宝探しみたいで楽しそう!真っ赤なイチゴを見つけるたびに、息子もとても嬉しそうでした。

一見完熟しているように見えるイチゴでも、摘み取ってみると意外とヘタのあたりが白いものも。

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しっかりイチゴを吟味して摘み取るのが大切なポイントですが、小2の息子には難しかった様子。カゴの中をのぞくと、ヘタのまわりがまだ白いイチゴがいくつか入っていました。

次に訪れたのは、スーパーでもよく見かける「さがほのか」をはじめ、6品種のイチゴが摘み取れるこちらのハウス。

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苗が低い位置にある土耕栽培は、小さなお子さんでも摘み取りやすいのが魅力です。

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東京で土耕栽培のイチゴの摘み取りができるのは、こちらの農園だけなんですって。子どもに激レアな体験をさせてあげられるのも嬉しいですよね。

土耕栽培のイチゴは、しっかりしゃがみこんで摘み取るのがコツ。

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しゃがみこんだときに、後ろのイチゴをお尻でつぶしてしまわないようにご注意くださいね。摘み取りのしやすさは高設栽培に軍配が上がりますが、土耕栽培ならではのイチゴの味に期待が高まります。

こちらのハウスでは、とっても希少な白イチゴ「さくら」も摘み取れます。

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ほんのりピンク色か真っ白で、ツヤツヤしているものが完熟しているイチゴだそうです。でも赤いイチゴと違ってツヤ感が分かりづらく、「これでいいのかな?」と迷いながら収穫しました。

それにしても想像していた以上に、イチゴの品種が豊富なことに驚き。息子も「いろんなイチゴを摘めるのが楽しいね」と嬉しそうに話していました。

ハウスを出ようとしたときに、出入り口にイチゴの品種別シールが用意されているのを発見。

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これって“イチゴ狩りあるある”だと思うのですが、いろんな品種のイチゴを摘み取ると、後から「あれ、これ何の品種だっけ?」となりがち。このシールを貼っておけば、一目瞭然なので便利ですね。まるでシール付けするお店の人になった気分!?息子もシール貼りを楽しんでいましたよ。

続いてやってきたのは、農園の方がイチオシしてくれたハウス。この日の朝、食べごろイチゴがいちばんたくさん実っていたそうで、期待大!

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すでに我が家は摘み取った品種ばかりでしたが、食べごろイチゴを求めてのぞいてみることにしました。

ハウスに入ってみると、高設栽培の真っ赤なイチゴが密集してぶら下がっているその眺めに、「おおー!」と思わず感動。

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チョキン、チョキン!息子も迷いなくどんどん摘み取っていきます。

あっという間に手持ちのパックがイチゴでいっぱいになり、「そろそろ終わりにするよ~」と声をかけましたが……

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その声も届かないようで、グイグイ奥に進んでいく息子。切り上げるのが大変でした(笑)。

どれがいちばん甘い?7種食べ比べにワクワクが最高潮の試食タイム

摘み取ったイチゴは、入場口すぐそばのテントでお会計。

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お会計を済ませたら、このテントの右手にあるイートインコーナーで試食することもできます。

我が家が摘み取ったイチゴはこちら。

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「紅かおり」「さくら」「恋みのり」「かおり野」「もういっこ」「おいCベリー」「スターナイト」の全7種

3パックで、価格は2,840円でした。価格の目安は「パックのフタが閉まるように入れて、1パック1,200円前後」と書かれてあったので、想定していた価格よりも安かったので、なんだかトクした気分になりました。

イチゴは家に持ち帰るはずでしたが、イートインコーナーでみんながおいしそうに食べている姿を見て、「今すぐ食べたい!」という衝動にかられ、ちょこっと試食してみることに。

「超減農薬栽培」のこちらのイチゴは、食べるときに水洗いは不要。むしろ洗うと水っぽくなりイチゴ本来の味が楽しめないので、洗わないのがおすすめだそうです。

ということで、摘みたてのイチゴにそのままガブッとかぶりつく息子。果たして、本当に甘いのか……!?

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と、息子から飛び出したのは「うまっ! すげぇー甘い」の大絶賛の言葉。続いて筆者も食べてみます。まずはいちばんたくさん摘み取った「恋みのり」を試食してみると、確かに甘い!果汁が口の中にあふれるジューシーさもたまりません。

あまりのおいしさに、試食の手が止まらなくなる家族3人。しかも全部で7種のイチゴがあるから、「どれがいちばん甘いかな?」と食べ比べできるのがまた楽しいんです。

どれもおいしかったのですが、筆者の中のナンバーワンは「スターナイト」。コクのある甘さと絶妙な酸味で、おいしさが際立っているように感じました。やはり「土耕栽培」のなせる業でしょうか!?

その後も3人でパクパクと食べ進め……

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気づけば完食!!まさか3パックを食べ尽くしてしまうとは、自分たちでもビックリでした。

甘い!と噂の「あまおとめ」をねらって、2度目のイチゴ狩りへ

試食中に隣にいた女の子たちが、「あまおとめ、めっちゃ甘い~!」と話していたのを耳にした息子。筆者にもその情報を教えてくれたのですが、そのときはじめて、我が家は「あまおとめ」の栽培されているハウスをスルーしてしまっていたことに気づきました。

「え、あまおとめってそんなに甘いの??」と気になり、2度目のイチゴ狩りは真っ先にそちらのハウスへ。

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お会計が終わっても、また受付に声をかければ何度でもイチゴを摘みに行くことができます。このシステムもいいですよね。

「あまおとめ」をメインに、隣においしそうに実っていた「おいCベリー」も摘み取り。あっという間にパックがいっぱいになりました。

摘み取ったイチゴは、今後こそ一粒だけと決めてイートインコーナーで再び試食。あまおとめは、食べてみると噂どおり激甘!先ほどナンバーワンと思った「スターナイト」を越えたかも!?残りも食べたくなりましたが、さすがにグッと我慢して持ち帰りました。

持ち帰ったイチゴは、冷蔵庫で冷やしていただきました。ひんやり甘~いイチゴは、もはやスイーツレベル!あっという間に家族3人でたいらげました。

まとめ

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イチゴの名産地といえば、栃木県や福岡県、静岡県が有名。でもわざわざ名産地まで行かなくても、東京都内でこんなに激甘のイチゴが摘めることに驚きでした。息子も大満足だったようで「楽しかった!また行きた~い!!」とのこと。お子さんと気軽にイチゴ狩りを楽しみたい方は、ぜひ【ICHIGO HOUSE.みたか】に訪れてみてはいかがでしょう。

また、いちご狩りというと「食べ放題」プランが人気ですが、家族全員で参加するとけっこう費用もかさみますよね。一方で、今回の摘み取りの費用はトータルで4,060円。食べ放題よりも費用がグッと抑えられるし、摘み取ったイチゴはお会計後にその場で食べられるので、食べ放題と変わらない満足感がありそうです。時間を気にせずに、自分たちのペースでゆったり楽しめるのもいいですよね。

とても楽しかったイチゴ狩りですが、ハウス内が想像以上に暑いので、途中で機嫌が悪くなっているお子さんも見かけました。ときどきハウスから出て外の風に当たり、クールダウンをしながらゆっくり楽しみましょう。暑がりのお子さんなら、半袖を持参するのがおすすめですよ。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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