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その電話、出たら危険かも…「子どもの留守番」5つの“練習ステップ”を防犯の専門家が解説!

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目次

新学期になると、自分で鍵を持って登下校し、一人で留守番をするようになる子も増えます。それも一つの成長ではありますが、不安やリスクがあることも事実。子供が安心して「鍵っ子生活」を送るためのポイントをお伝えする本シリーズ、第四回目の今回は「鍵っ子の練習方法」についてお伝えします。

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5つのステップで行う「鍵っ子の練習方法」

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新学期が始まり、急に鍵っ子スタート……となると、子供は戸惑うものです。また、想定していなかったことが起こることもあります。シミュレーションも兼ねて、事前に練習をしましょう。

① 行動範囲を歩く

登下校時の通学路や、帰宅後にお友だちと遊びに行く場所とそこまでの経路など、子供と一緒に歩いて安全な場所・危険な場所をチェックし、「おさんぽ安全マップ」を作りましょう。できれば通学時間に合わせて、朝と夕方に歩いてみるといいですね。

チェックの例危険な場所である「ひまわり」に該当する場所はないかとりだけになる場所、わりから見えにくい場所、かれ道・わき道・裏道、ようされていない空き家や空き地▶︎「ひまわり」について、詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています

地震が起きた時に危なそうな所はないか落ちてきそうなもの、倒れてきそうな塀など

いざという時に頼れる安全な場所はどこか子ども110番の家やコンビニなど、危険が迫った時に駆け込める場所

② 外から帰ってきて鍵を使う

外から帰ってきて、周囲を確認しつつ鍵を開け、声を出しながら玄関に入り、鍵を閉め、鍵を収納する……という一連の行動を何度か練習しましょう。できれば、実際にランドセルを背負って下校時と同じ状態でやってみるといいですね。

※鍵の開け閉めなどのルールについては以下の記事で解説しています。【第二回】安心して「鍵っ子デビュー」② 守ってほしいこと「持つ・使う」編

③ 短時間だけ留守番する

まずは、30分ぐらいの短時間から一人で留守番をしてみましょう。その時に④の練習も併せて行います。

④ ピンポン、電話をする

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留守番の練習中、外からインターフォンを鳴らしてみたり、非通知で電話をかけてみたりして、対応の練習をしましょう。

インターフォンが鳴ったら確認もせず玄関を開けてしまったり、反射的に電話に出てしまったり……ということは子供には珍しいことであはりません。実際にやってみて、対応を確認します。

また、家の電話などから保護者に連絡する方法についても練習しておきましょう。

※電話や来客などお留守番のルールについては以下の記事で解説しています。【第三回】安心して「鍵っ子デビュー」守ってほしいこと『お留守番』編

⑤ フィードバックする

①〜④の練習をしたら、そのままにするのではなく、必ずフィードバックをします。よくできたらたくさんほめて、子供に「自分は鍵をきちんと使って留守番もできるんだ」という自信をつけてあげましょう。約束が守れなかったら、「なんのための約束か」ということを改めて伝えて、何度でも練習しましょう。繰り返し説明して練習することで定着していくので、あきらめず、粘り強くやっていくのがコツです。

—————————今回は鍵っ子の練習方法についてお伝えしました。次の記事では、「鍵をなくした」「不審者が家の前にいる」「地震が起きた」など不測の事態が起きた場合の対処法についてお伝えします。

(解説:清永奈穂先生、構成:マイナビ子育て編集部)

※写真はイメージです



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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