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ロッテはこのほど、全国の小学2年生〜6年生の子どもを持つ親を対象に「子どもの集中力に関する調査」を実施しました。
学年が上がるにつれ、「終盤に慌てて終わらせる」「終わらない」小学生が増加する傾向に
小学生の夏休みの宿題事情について小学生の子どもを持つ親に毎年の夏休みの宿題の進行具合について聞いたところ、58.6%が「計画的に進めている」と回答。
「夏休みの始めに一気に終わらせる(17.0%)」と回答した人と合わせると、約75%の小学生が余裕を持って宿題を終わらせることができていることがわかりました。
宿題を「夏休みの終わりに慌てて終わらせる」「全部終わらせることができない」と回答した人は全体では2割程に留まる一方、低学年が16.3%、中学年が22.8%、高学年が30.0%と学年が上がるにつれ、増加する結果となりました。
親の悩みは「宿題をダラダラとし、長く時間がかかってしまう」「他のことに気をとられ、宿題を中断してしまう」が上位に
66.1%の親が宿題を手伝ったことがあると回答する中、子どもの夏休みの宿題を手伝ったことがある親に、困っていることを尋ねたところ、「宿題をダラダラとし、長く時間がかかってしまう(37.3%)」「他のことに気をとられ、宿題を中断してしまう(36.5%)」など、子どもの集中力が続かないことが原因の一つとして考えられる悩みが上位に挙がりました。
また、「宿題が進まず、自分自身がイライラすることがある(17.8%)」と回答する人がいるなど、夏休みの宿題が親の負担になっている様子もうかがえます。
集中力を阻害する要因TOP2は「スマホのゲーム・動画」と「TV」に
さらに、子どもの集中力を阻害する要因では、約半数が「スマホでゲームをしたり、動画を見たりしてしまう(51.8%)」「TVを見てしまう(50.0%)」と回答しました。
約9割は「子どもの集中力改善・維持のために対策をしていない」
夏休みの宿題に限らず、普段の勉強や宿題中の子どもの集中力について聞いたところ、6割以上の親が「集中力が続かないことに困っている」と回答しました。
集中力を改善・維持させるために実践していることでは、「何かご褒美をあげる」「テレビや動画を消す」「タイマーをかける」などの何かしらの対策をしている人は11.8%に留まりました。
一方、「実践していることはない」と答えた親は88.2%と9割近くにのぼり、多くの親が子どもの集中力に困りつつも特に対策していない実態が明らかになりました。
▼集中力改善・維持させるために実践していること(一部抜粋)・「何かご褒美をあげる」・「テレビや動画を消す」・「周りにできるだけ気が散る物を置かず、リビングでする」・「目標時間の設定をする」・「タイマーをかける」・「自分も一緒に勉強する」・「気分転換をさせる」・「お風呂に入ってさっぱりする」
「子どもの集中力に関する調査」※ロッテ調べ・調査方法:WEBアンケート調査(全国)・調査対象:小学2年生〜6年生の子どもと同居する親・有効回答数:800名・調査期間:2024年6月10日(月)〜6月12日(水)、7月4日(金)〜7月8日(月)
ロッテhttps://www.lotte.co.jp/corporate/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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