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2歳のお子さんが大きな手術をすることになり、付き添い入院をすることになった母親のAさん。入院生活のストレスから、子どもがAさんに当たるようになり精神的に参ってしまったそう。そんな彼女を支えてくれたのは……?
(※写真はイメージです)
子どもが2歳になる少し前の事です。腹部の炎症で大きな手術をしたことがありました。
コロナ禍で、手術前の2週間ほどは一切面会が出来ず、その期間も大きな試練でしたが、手術後は点滴を抜かないように保護者が見守る必要があるとのことで、付き添い入院をすることになりました。
子どもは6時間を超える大手術をがんばって乗り越えましたが、術後の経過はあまり芳しくなく、見守る私も気が気じゃない日々が続きました。
(※写真はイメージです)
しばらくすると体調は徐々に回復してきましたが、入院中のストレスもあったでしょう、子どもの精神状態が悪く、私に当たる日々が続いてこちらも精神が参ってしまいました。おまけにコロナ禍の厳戒態勢で、付き添いの親も一時帰宅はおろか自由に病棟を出入りすることもできません。どんどん辛くなっていきました。
そんなとき、小児病棟に勤める保育士さんとお話しする機会を何度か設けてくれました。子どもだけではなく、母親の私に対しても励ましの言葉をかけてくださる保育士さんに、精神的にとても救われたことを今も思い出します。
「〇〇ちゃんもお母さんも凄く頑張っていますね、何か辛い事があったらいつでも相談して下さい」と笑顔で言って下さったことを今でも覚えています。
(※写真はイメージです)
また、親が食事を取りたくても、付き添い親のぶんの病院食は出ないので、院内の病院などに買いに行く必要があるのですが、その間、子どもは1人になってしまいます。どうにもならず、食事抜きで過ごすこともしばしばでした。
すると見かねた保育士さんが、「私、ちょっと〇〇ちゃんの様子を見ているので、お食事ゆっくり行って来てください」と、笑顔で送り出してくれました。何日もずっと張り詰めた入院生活の中で、本当にありがたく貴重な時間をいただきました。
もちろん看護師さんにも大変お世話になったのですが、小児科で付き添い入院をする親子や、1人で入院しているお子さんのメンタル部分まで看護師さんたちだけでケアするのはなかなか難しいと思います。私たち親子は、病棟勤務の保育士さんの存在に本当に救われました。本当にありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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