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耐えがたい生理痛に襲われるようになった女子高校生。大学受験を控え、産婦人科を受診してみると

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目次

生理の期間が、大事な部活動の大会や定期テスト、受験日と重なってしまうことも出てきます。今回は、高校生の娘を持つママさんからの投稿をご紹介します。

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▶︎ 特集「10歳からの心とからだ」の記事はこちら

<投稿主:50歳女性/子:18歳女子>

生理痛で定期テストを欠席

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(※写真はイメージです)

娘は小学5年生で初経(初潮)を迎えましたが、それほど生理痛が重いほうではなく、生理前や生理中も体調不良で苦しんでいる様子はありませんでした。

しかし中学生になってから時折、頭痛を伴うようになったようです。鎮痛薬を飲んでも少し辛いときがあるものの、娘も私も「まだ生理痛は軽い方」だと認識していました。

ただ、高校へ進学後から、毎月の痛みが徐々に強くなっていきました。そして大学進学を控えた高校3年生の最初の定期テストで、休めない状況にも関わらず、痛すぎて学校に行くことができず、推薦をもらうのに必要な評定を下げることになってしまいました。

もっと早く産婦人科を受診すれば良かった

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(※写真はイメージです)

このままでは大学受験に差し支えるかもしれない。受験の本番に生理が重なったら、おそらく本領を発揮することは難しいでしょう。娘と話し合い、産婦人科を受診することにしました。

初めての産婦人科に娘は緊張していましたが、診察の結果、難しい治療を要するような疾患などはなくほっとしました。しかし重い生理痛で日常生活に支障をきたしているのは確かなので、低用量ピルを処方してくれました。

娘は低用量ピルを服用するようになってから毎回の経血量が減ったといい、それに合わせて生理痛もかなり軽くなったようです。こんなことならもっと早く連れていってあげれば良かった……と後悔しました。

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(※写真はイメージです)

私自身も若い頃、生理痛がかなり重い方で、生理の期間は毎回2日ほどご飯も食べられず寝込んでしまうことがありました。その当時、親からは「病気ではなく遺伝だから仕方がない」と言われていたので我慢するしかなく……。そうした経験から、娘がつらそうにしていても、病院へ連れて行くという頭になかなか切り替えられませんでした。

思春期の娘さんをお持ちの方で生理痛がつらいお子さんがいる方は是非とも一度、産婦人科を親子で受診してほしいと思います。生理痛が楽になるばかりではなく、万が一他の病気が隠れている場合には早期発見へと繋がるでしょう。

子どもの生理痛を軽んじることなく、状況を把握して適切な対応を取るのは、親としてとても重要だと痛感しました。

(※編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています)

婦人科の診察ではどんなことをする? 流れを知ろう

婦人科を受診するのはためらう人が多いかもしれません。絶対に内診を受けたくない、恥ずかしい、何をされるのか分からずとても不安な方も多いかと思います。

婦人科を受診すると、まずは問診表を記載して、月経周期、出産歴、性行為経験の有無、既往歴や現在の服用薬、アレルギーの有無などの基本的な医療情報が確認されます。

また、診察に関して希望があれば、あらかじめ記載しておくとスムーズに診察を受けることができます。

診察では、まずは問診によって、痛みの強さ・場所・期間など症状や悩みについて詳しく尋ねられます。

身体診察では、腟や腹部から子宮や卵巣の腫れがないか確認する内診、腟から超音波検査をして子宮の大きさ、形、位置、痛みなどを確認します。

性行為経験のない方には、内診を省略したり、経腹もしくは肛門から超音波検査で検査することが多いです。

また、月経痛が重度で感染が疑われる場合や、月経量が多い場合、月経不順などの症状があれば、血液検査で、炎症反応・貧血・ホルモン値などを必要に応じて検査します。

このような流れで、婦人科の診察が行われる場合が多いです。診察中、痛みや不快感がある場合は、医師に伝えて、可能な限りリラックスできる環境を整えてもらうようにしましょう。

(監修・解説:馬場敦志先生、構成:マイナビ子育て編集部)

この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています


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マイナビウーマン子育て

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