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思い出がたくさん詰まった子どもの服は、捨てられない方も多いのではないでしょうか。そんな子ども服をリメイクして、目につく場所に飾ってみませんか。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
子どもが成長して着られなくなった洋服……クローゼットの中にしまい込んでいませんか? 目につかない状態が続くと、その子ども服の存在すら忘れてしまいます。
それでは、せっかく取っておいた意味もありません。大事なものだからこそ、リメイクを施して目につくところに飾ったり、暮らしの中で使えるものにしてみませんか。
子ども服のリメイクアイデアとリメイクしやすい素材、さらにリメイクを外注するときのポイントを紹介します。
こちらのワンピースのスカート部分はリメイク素材としても使いやすいです。
薄手の綿素材のものは裁断したりしやすく、扱いやすいでしょう。
子ども服には、季節によってさまざまな素材が使われています。春夏シーズンの洋服は薄手の綿や麻が使われる一方、秋冬シーズンの洋服はニットやトレーナー素材、アウターになると厚手の生地が使われています。
さまざまな素材の中でリメイクに向いている素材は、春夏シーズンの洋服に使われる綿の素材です。薄手なので裁縫などの加工もしやすく、ボンドなどで貼りつけやすいところもリメイクに向いている理由です。
対して秋冬シーズンの洋服に使われる厚手の素材は、リメイクにあまり向いていません。裁縫が得意な方やミシンをお持ちの方であれば、このような生地を使ってリメイクすることも可能だと思います。
モコモコしたものやレースのデザインは加工しづらいです。
さらに、リメイクしやすいデザインとリメイクしづらいデザインも存在します。
リメイクしやすいデザインは、シャツやブラウス、ワンピースといった布の面積が比較的大きく取りやすいものです。
リメイクしづらいのは、パッチワークなどで縫い合わさったものや、ひだがあるもの。正直リメイクしづらいです。
リメイクしづらいとは言っても、できないわけではありません。パッチワーク部分やレース部分だけを切り取って、ほかの加工しやすい素材と組み合わせて縫ったり、貼ったりする使い道もありますよ。
作りやすいくるみボタンは子ども服のリメイクにオススメです。
100均などで手軽に買えるくるみボタンのキット
小さな生地で簡単に作れるのが、くるみボタンです。100均などでくるみボタンキットを購入して作るのがよいでしょう。
作り方は、くるみボタンよりひとまわり大きく生地を丸く切り取って土台に敷き、金具をつければ完成です。簡単!
できあがったくるみボタンは、ボタンとして使えるのはもちろん、ヘアゴムの飾りにしたり、ブローチに加工してもかわいいですよ。
子どものシャツの後身ごろを適当に切ってパネルにしました。
洋服生地をそのまま保管できるのが、パネルです。そのままインテリアとして飾ることができます。パネルは100均でも簡単に手に入るので、好きな大きさのパネルにすることができます。
ただし、子ども服サイズなので、それほど大きなものは作れません。我が家の場合は、長男が低学年まで来ていた120cmのシャツの後身ごろを使って、A4サイズのパネルを作ることができました。
生地を四角に切って作れる巾着袋。
スカートの裾の部分は、縫い合わせの部分を解いて紐を通すことができます。
生地を四角に切り取り、紐通しを作って袋状に縫い合わせれば完成です。
ワンピースのスカート部分、下の縫い上げた部分をそのまま紐通しに活用すると簡単に巾着袋が完成します。柄の向きが気にならないドットやチェック柄のものを使うのがオススメです。
牛乳パックを半分に折った状態。ここに子ども服の生地を貼りつけます。
牛乳パックに子ども服の生地を貼りつけたら、オリジナルのペンたての完成です。
生地を切って牛乳パックに貼るだけで、ペン立てが完成します。
ケースの作り方① よく洗って乾かした牛乳パックの飲み口部分はしっかり口を閉じる。② 半分の長さの部分に印をつける。③ 1面を残し、ほかの3面の側面に横に切り込みを入れる。④ 残った1面の部分を半分に折る。
これでケースは完成です。そのまわりに洋服の生地を貼りつけていきましょう。
無印良品で買える無地のマイバッグに子ども服の生地を貼りつけます。
プリント部分などデザインが気に入っている子ども服をそのまま残せるのが、このオリジナルマイバッグです。
模様の入らない無地のマイバッグに、子ども服の気に入っているデザイン部分を切り取って貼るだけです。
ハサミと布用ボンドがあれば簡単に作ることができるので、親子で一緒に作って楽しむのもよいでしょう。
GARAGE38 / PIXTA
リメイクを外注することもあるかもしれません。着物生地などは、専門店に外注することが多いでしょう。
その際に気をつけたいのが、見積もりをきちんと取ってから注文することと、使ってほしい部分をきちんと伝えるということ。
たとえば、気に入っているデザイン部分を活かして加工してもらえるかどうかも、見積もり段階で聞いておくとよいでしょう。
また、余った布をどうするのかも決めておきましょう。余った布はリメイク業者に引き取ってもらうのか、それとも余った布は手元に返してもらうのか、事前に決めておくと安心です。
小さかった子どものころの思い出がつまった子ども服。大切に取っておくのもいいのですが、リメイクを通して別な形で残すという選択肢もあります。
子ども服の整理の際の判断基準がひとつ増えたらよいですね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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