/
何かにつけて攻撃してくるオレサマがなんだか今日は大人しい。つい警戒してしまいますよね。そんな時、絶対にしてはいけないNG行動があるそうです。
「オレサマ」=特定の相手や周囲に対して、つねに威圧的で優越的な態度を取る人たち。
職場や家、街中にも……世間に増殖している「オレサマ」に振り回されないためにはどうしたらよいのでしょうか?精神科医・和田秀樹先生の著書『オレサマのトリセツ』(東京新聞)より一部抜粋してご紹介します。
今回は、「オレサマが無言になった時の対処法」について、和田先生の解説をお届けします。
※画像はイメージです
オレサマの不気味な状態の一つに無言というのがあります。いつもなら割り込んでくる会話にも入ってきません。「いまの、気に障ったかな」と心配になるような動きをしても何も言ってきません。
オレサマの無言は不気味ですから「何かずっと腹に溜ためていることがあって、それで怒りが膨らんで無言なのかな」と心配になりますが、とくに険しい目つきになるわけでもありません。
かといって機嫌良さそうには見えませんから、「これは警戒したほうがいいな」とつい構えてしまいますが、あまり気にしなくていいです。オレサマにも仕事に集中しているときはあるし、悩みや心配事を抱えているときだってあるからです。
そこでうっかり、「ずっと忙しいから疲れが抜けませんね」とかご機嫌取りの言葉なんか掛けてしまうと「だったら休めば」と逆襲されます。
あるいは「仕事は忙しいほうがいいの」と諭されたりします。オレサマは同情されるのが大嫌いですし、見下している相手に頷ずくのも嫌いです。負けを認めることになるからです。
※画像はイメージです
だから妙に大人しいオレサマは放っておくのがいちばんです。何か頭の中を占めていることがあって、それをオレサマなりに必死に考えたり解決しようとしているのでしょう。周囲の敵も叩きたい相手のことも忘れています。
そこにわざわざ踏み込んでオレサマにこちらの存在を思い出させることはありません。そんなことをすればオレサマはたちまち怒りのスイッチが入ってしまいます。「そうだった、こいつらの好き勝手にさせてはいけない」と気がつきます。
オレサマに必要以上に神経を遣わなくても大丈夫です。オレサマにも自分だけの世界があるということです。
—————————※本記事は、『オレサマのトリセツ』著:和田秀樹/東京新聞より抜粋・再編集して作成しました。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3510
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント