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お手伝いで家事をすることは、子どもの生きる力を育てることにもつながります。中でも料理は学力の土台を培うのに最適! 料理が各教科の土台にどのようにつながるか、見てみましょう。
\「子ども=手をかけないといけない」は思い込み!?/
子どもに自立してほしいと願いながら、つい親が手を出してしまう……。それは全力で子どもの成長の機会を奪っている状態かも。家事は子どもの7つの力、①克己心、②段取り力、③知的好奇心、④学力の土台、⑤危機管理能力、⑥自己効力感、⑦思いやりを育み、勉強の土台を作るといいます。
6万部突破のベストセラー「戦略的ほったらかし教育」の岩田かおり氏が、共働きの親の家事負担も軽くなる「戦略的ほったらかし」で子どもの学力を伸ばす方法を提案する一冊です。
今回は「料理で築く学力の土台」について、書籍『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋してお届けします。

料理は学力の土台を培います。どう学力につながっていくのか、教科ごとに確認をしてみましょう。
ただ、事前に注意をしておきますが「勉強になるから」「受験に役立つから」としつこく学びにつなげすぎると、子どもは煩わしく感じるものです。 何事もやりすぎは禁物! ほどほどに、です。 買い物中や料理の最中、食事中などの気軽な会話の中に取り入れてみてください。

現在は書籍や新聞、テレビだけでなく、インターネットやSNSなどでいろいろなレシピに触れられます。それを読み解き、思考することで、実践する力を育むことができます。
【声かけ例】親「レシピになんて書いてあるー?」 子「うーんと、砂糖大さじ1、醤油大さじ2、塩少々?って書いてあるよ」
料理をしたら、おいしくなったポイントや隠し味などを説明したくなるものです。それを説明する表現力が国語力につながります。
【声かけ例】親「カレーおいしそうにできたね!今日のカレーのポイントは?」 子「チョコレートを入れた。あと、ジャガイモが溶けるまで混ぜたよ!」
私は加工品は必ず成分表示を読みます。それを見ていた子どもたちも必ず表示を見るようになりました。当然ながら、表示にはさまざまな漢字が書かれています。それを見ている中で、いろいろな漢字に触れることができます。
【声かけ例】親「このミックスジュースには何が入っているんだろう?」 子「桃、みかん、りんご、あと砂糖かな?」

ドレッシングやお菓子作りなど、料理は計量と密接に紐づいています。単位は子どもがつまずきやすいポイントです。それを実体験の中で学べるのが料理です。 また、お米の1合分はどれくらいか、など日本の単位にも触れることができます。
【声かけ例】親「このドレッシングのレシピは2人用だ。4人分にすると、オリーブオイルはどれくらい必要そう?」 子「うーん。2倍にすればいいのかな?」
買い物に行ったときに、子どものお菓子やフルーツなど興味がある商品の値段を「いくらになるだろうね?」と計算させてみます。 キャッシュレスが進んでいますが、あえて現金で支払って「お釣りはいくらだろう」と計算問題を出してみるのも手です。
【声かけ例】親「◯◯ちゃんの買ったヨーグルトドリンク(300円)とチョコレート(230円)は、合わせていくらになるかな?」 子「(計算して)530円かな?」
パンやケーキなどを「家族4人で分けられるようにカットする」などを子どもに任せると、分数を習う前に「4等分」などの概念を体感として学ぶことができます。
多少大きさがバラバラでも、まったく問題ありません。「お手伝いした人の特権」で大きいものを選んでもよしとすると、喜んでやりたがるようになります。
【声かけ例】親「このロールケーキ、4人分に分けておいて」 子「オッケー!(ちょっとだけ自分の分を多くしようかな……)」

めんつゆやドレッシングなどは、家にある調味料を混ぜ合わせることで作ることができます。分量を測り、適切な量を混ぜる体験は算数・化学につながる学びです。
【声かけ例】親「あ、めんつゆを買ってくるの忘れちゃった!仕方ない、混ぜて作るか。 やってみる?」 子「え?めんつゆって作れるの?」
料理された状態だけを見ていると、「どんな断面図になっているか」や「どうやって種がおさまっているか」などがわかりません。調理をしていく過程で、野菜や果物の構造を知ることができます。
【声かけ例】 親「ピーマンを切っておいて」 子「はーい。ピーマンの種ってこんなふうになっているんだね」
ジャガイモやにんじんは泥を落とします。そこから、土に埋まっていた根菜だということがわかります。他にも、葉の部分を食べるキャベツやほうれん草などの「葉菜」、トマトやきゅうりなど実の部分を食べる「果菜」など、野菜や果物には種類があることを学べます。
【声かけ例】 親「ジャガイモとトマト洗っておいて〜」 子「うわ、ジャガイモは泥だらけだね。でも、トマトはきれいだわ」
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著ディスカヴァー・トゥエンティワン)より抜粋・再編集して作成しました。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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