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お月見には、秋の味覚や月・うさぎに見立てた料理がぴったり。今回は里芋や栗などの旬食材を使ったメニューや、食卓がパッと華やぐあしらいのアイデアなど、十五夜を満喫できるオススメのレシピを5つ紹介します。今年のお月見メニューや献立作りのヒントに、ぜひ役立ててみてくださいね!
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
暑さも和らぎ、秋を感じるころに迎える十五夜。2026年は9月25日(金)がお月見の日となっています。旧暦の8月15日は1年でもっとも美しい月が見える日と言われており、その日に見える月は「中秋の名月」とも呼ばれています。
実は今年の十五夜は満月ではなく、2日後の27日(日)が満月。旧暦では新月の日を1日と定めていますが、地球や月の公転軌道の影響で、月の満ち欠けの周期と暦の日数にはわずかなズレが生じます。結果として、今年のように満月が2日ほど遅くなってしまうのです。

koko / PIXTA
ちなみに旧暦では7・8・9月が秋とされ、8月は真ん中なので中秋と呼ばれています。今の暦では9月後半~10月頭の時期になるため、この時期の満月が中秋の名月となるわけです。今年は満月の日から少々ずれていますが、ほぼ満月なので問題なし!
古くからある伝統行事ですが、このように今と昔を比較してみたり、由来を調べてみるのもおもしろいですね。

この時期は秋の収穫期と重なるため、昔から収穫を祝う意味合いも込められ、秋の食材がお祝いに用いられてきました。食欲の秋はおいしいものがいっぱいですよね!
そこで秋の食材を取り入れたものや、お月見らしさの出るレシピを集めてみました。家族の好みや、そのときに手に入った食材などでアレンジしてもOK! お月見のお祝いメニューを考えるヒントにしてみてくださいね♪

お月見団子はやっぱり必須よね~でもすぐ固くなっちゃうし……という悩みには、白玉粉×豆腐の作り方で問題解消! ひと晩経過しても、もっちりしたやわらかさをキープできます。今回は十五夜お月さまのような黄色いかぼちゃ餡を入れ、黒ごまソースときなこも添えて、お月見らしさをプラスしました。
材料(20個分)▼白玉団子・白玉粉……100g・豆腐……120~150g・黒ごま……15粒
▼かぼちゃ餡・かぼちゃ……60g・砂糖……大さじ1
▼黒ごまソース・ねりごま(黒)……大さじ2・砂糖……小さじ2
▼きなこ・きなこ……大さじ2・砂糖……大さじ2・塩……ひとつまみ
※かぼちゃは皮なしの量です。※豆腐の水分量によって変わるため、丸めやすい固さになるよう、加える量を調整してください。ゆるくなりすぎたら、白玉粉を追加すれば大丈夫です。※今回はうさぎの形の白玉団子を3個作りましたが、もちろんもっと作ってもOK! お好みの数だけ作ってみてください。

作り方① かぼちゃをラップで包んで600Wの電子レンジで4分加熱する。② つぶして砂糖を加えて混ぜ、20等分にして丸める。③ 白玉粉に豆腐を加えて耳たぶ程度の固さにし、20等分にして丸める。④ ③をつぶしてくぼみを作り、かぼちゃ餡をのせて包んでから丸く形を整える。⑤ 3つはうさぎの形にする。団子の生地を少し取って耳を作り、カットしたオーブンペーパーの上に置く。⑥ ほかの団子と同じようにかぼちゃ餡を包み、楕円形に整えてから耳の上にのせてくっつける(接着部分に少し水をつけておくと◎)。

⑦ たっぷりのお湯を沸かし、うさぎはオーブンペーパーにのせたまま熱湯に入れてゆでる。⑧ オーブンペーパーははがれてきたら取り出し、白玉団子が浮いてきてからさらに2分程度ゆでる。⑨ 冷水にとる。⑩ 残りの丸い白玉団子はそのまま熱湯に入れてゆで、浮いてきてから2分ほどさらにゆで、冷水にとる。

⑪ 黒ごまソースときなこはそれぞれ材料をよく混ぜる。⑫ うさぎ白玉団子に黒ごまで顔を作り、お箸を使ってきなこをほっぺにつける。
※白玉団子は冷水から出してすぐは濡れていて滑りますが、水分が落ち着くとくっつきやすくなるので盛りやすくなります。

あとは黒ごまソースやきなこをつけて召し上がれ~♪
黒ごまソースは夜空を思わせるきれいな黒。お皿に広げてからお団子をのせるとお月見らしいビジュアルに。シンプルにかぼちゃ餡の味わいを楽しむなら何もつけずに、ごまやきなこの香りを楽しむなら、たっぷりつけてみてください。

お月見メニューといえば卵を取り入れたものが多いですが、じゅわっと味のしみた厚揚げに卵を落としてお月見メニューにしてみました。豚バラ肉を巻いてコクとうまみを加え、秋なすも添えて秋らしい一品に。
材料(4人分)・厚揚げ……4枚・豚バラ薄切り肉……8枚・卵……4個・なす……2個・大葉……4枚・片栗粉……大さじ2~3・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ3~4・水……300ml・油……大さじ1

作り方① 厚揚げに熱湯をまわしかけて油抜きする。② 厚揚げの端から1cm内側に、1~1.5cmの深さで四角く切り込みを入れ、スプーンなどを使って内側を取りはがす。③ 厚揚げの側面に片栗粉をまぶし、豚肉をまわりに巻く。

④ なすは皮を縞々にむいてから乱切りにし、水に浸けてアク抜きする。⑤ 鍋に油を引き、なすを炒めてから取り出す。⑥ 鍋に③を並べ、めんつゆ、水を注ぎ、ときどき煮汁をかけながら煮る。⑦ 肉に火が通ったら厚揚げのくぼみに卵を割り入れる。⑧ ふたをして卵が好みの固さになるまで火にかける。⑨ 器に盛りつけ、⑤のなすと刻んだ大葉を添え、煮汁をかける。

しっかり味を含ませたい場合は、卵を入れる前まで調理した後に一度冷まし、食べる前に温めなおしてから卵を加えてみてください。今回は手軽にめんつゆのみで味つけしましたが、濃さや味つけも好みで調整してくださいね。

卵をのせれば、和食でも洋食でもお月見メニューになりますよね。特別な料理にしようと思うと献立も悩みますが、いつものメニューに卵をのせるだけでもOK! カレーやハンバーグ、ドリアやパイなどでもお月見料理に♪

十五夜は別名「芋名月」とも呼ばれています。この「芋」とは、里芋のことを指しているのをご存じですか? この時期に収穫を迎える里芋をお供えして、収穫を祝っていたこともあったため、こう呼ばれていました。
東北の秋の風物詩として有名な芋煮会がありますが、地域や家庭によって入れる具材や味つけが違います。どちらもおいしいですが、今回はしょう油味に牛肉と里芋で山形風の芋煮にしてみました。
材料(4人分)・里芋……600~700g・牛肉(薄切り、切り落としなど)……300g・こんにゃく……1枚(250g)・ねぎ……1本・ごぼう……1本・にんじん……1/2本・まいたけ……150g・だし汁……1000ml・砂糖……大さじ3・しょう油……大さじ3~4・油……小さじ1
※山形風芋煮の具材の基本は、里芋・牛肉・ねぎ・こんにゃくですが、きのこや根菜、油揚げなどを入れるご家庭も多いそうです。お好みで加えてみてください。※牛肉は脂身多めのバラ肉などがコクが出てオススメ。

作り方① 里芋は皮をむいてから塩(分量外)を振って揉み込み、ぬめりが出たら洗い流す。② 大きいものは半分にカットし、たっぷりの水と一緒に鍋に入れ加熱。③ 沸騰後5~6分煮てから湯を切り、ぬめりを水で洗い流す。④ ごぼうは大きめのささがきにしたあと水に浸けてアク抜きをし、こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎってから熱湯でゆでてアク抜きをする。まいたけは手で割き、にんじんは5mm幅に輪切りにしてもみじ型で抜き、ねぎは太めの斜め切りにする。

⑤ 鍋に油を引いて牛肉を炒め、火が通ったらごぼうとこんにゃくを加えてしばらく炒める。⑥ 里芋、まいたけ、にんじん、だし汁、砂糖、しょう油半量を加えて煮る。アクが出たら取る。⑦ 具材がやわらかくなったらねぎと残りのしょう油を加え、さらにねぎがやわらかくなるまで煮る。
※型抜きしたにんじんを上に盛りつけると綺麗に仕上がります。

ねっとりホクホクな里芋が主役。牛肉のうまみとコクとの相性も抜群です。いったん冷ますと里芋に味が染みるので、さらにおいしくなります。

かまぼこは飾り切りに使いやすい食材。ちょっとした切り方で華やかさを出したりできます。お月見にぴったりのうさぎは、作り方も簡単ですぐに完成するのでオススメです。
材料かまぼこ(紅)、にんじん、海苔

作り方① かまぼこを1~1.2cm幅にカット。② 上に浅く切り込みを入れる。③ ピンクと白の境目の部分に包丁の刃を入れ、皮をむくように2/3くらいまで切る。④ 切った端を内側に丸めて差し込む。⑤ ゆでたにんじんを丸型で抜いてほっぺに、海苔をカットして目を作って貼る。

今回は芋煮に飾ってみました。パッと目を引くポイントになりますよ♪

十五夜から1ヶ月ほど経過するとやってくるのが「十三夜」。実はこの旧暦の9月13日もお月見の日で、両日見ることを推奨されていました。十五夜は中国でも伝統行事としてありますが、十三夜は日本だけのもの。少し欠けた月も楽しむ姿は、なんとも日本人らしさを感じてしまいます。
十三夜は「栗名月」と呼ばれ、秋の味覚でもある栗はお月見にもぴったり。マロンクリームにチョコを加えて、濃厚だけどビターな味わいのマロンチョコクリームにし、お月さまのようなきれいな黄色の栗の甘露煮も使用。栗をダブル使いにした秋らしいミルフィーユにしました。
材料(1本分)・冷凍パイシート……3枚・マロンクリーム……200g・栗甘露煮……1瓶(10~12個くらい)・ブラックチョコレート……1枚(50g)・生クリーム……200ml・砂糖……10g・粉糖……適量・金箔……お好みで
※生クリームはマロンチョコクリームに50ml、デコレーションに150ml使用します。

パイの焼き方① 冷凍パイシートを半解凍し、フォークで刺してピケを入れる。② 200℃に予熱したオーブンで10分焼く。③ いったん取り出して上にオーブンペーパーをかぶせ、平らなトレーをのせてやさしく押し、膨らんだパイをつぶす。④ 鉄板を上にのせてパイが膨らむのを予防し、さらに10分焼く。⑤ 上にのせた鉄板とオーブンペーパーを外し、パイに粉糖をまんべんなく上に振りかける。⑥ 粉糖が溶けて表面が香ばしく色づくまで10~15分程度焼き、膨らんでいたら③と同じようにつぶして平らにする。

マロンチョコクリームの作り方① チョコを細かく刻み、50℃程度のお湯で湯せんで溶かす。② マロンクリームを混ぜて滑らかにし、生クリーム(50ml)を数回に分けて加えながらよく混ぜる。③ 溶かした①のチョコレートを加えてよく混ぜる。④ 絞りやすい固さになるまで冷ます。
※マロンチョコクリームは作り立てはゆるいですが、冷めてくると固さも出て絞りやすいクリームになります。氷水にあてたり、冷蔵庫でしばらく冷やしてもOK。

デコレーションの準備① 残りの生クリームに砂糖を加えてツノが立つまで泡立てる。② 生クリーム、マロンチョコクリームはそれぞれ口金をセットした絞り袋に詰める。③ 栗の甘露煮はシロップを切り、上に飾る6個を残して残りは粗みじん切りにする。
※口金はお好みのものを使ってください。今回は生クリームにはバラ口金(しずく形#104)、マロンチョコクリームは星口金(10切)を使いました。

仕上げ① パイの中心と両端にマロンチョコクリームを絞る。② 隙間に生クリームを絞る。③ 刻んだ栗の甘露煮を中心部分にちらす。④ 上にパイをのせ①~③を繰り返す。⑤ 最後のパイも重ね、上にクリームを絞る。⑥ 中心に栗の甘露煮を飾り、お好みで金箔をのせる。
※トップには栗の甘露煮を丸ごとのせていくので、のせやすさを意識しながらクリームを絞るようにしてください。

ミルフィーユは崩れやすいですが、しっかり冷やすとカットしやすくなります。短時間冷凍庫に入れて冷やしてからカットするのもアリ。
ザックザクのパイと、口どけなめらかなマロンチョコクリームは相性もよく、甘露煮もアクセントになっておいしいです。マロンチョコクリームは夜空、生クリームは雲、甘露煮はお月さまをイメージしてデコレーションしてみてくださいね♪
2026年の中秋の名月は9月25日(金)となっています。秋が旬の食材や、満月やうさぎなどの色や形を取り入れるとお月見らしいメニューになります。芋名月や栗名月といった呼び名もあるので、それに合わせた料理もオススメですよ♪
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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