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味噌や醤油、その他発酵食品の製造販売を行う山田醸造は、パン食で不足しがちな野菜を簡単に摂れるDipソース「Bread Dip Cozy」を製品化。6月1日(土)より、新潟市の自社店舗とWebサイトにて販売している。
明治24年創業の山田醸造は、新潟市にある老舗蔵元。蔵に住み続ける酵母を培養し、育成した酵母や米糀を職人が丁寧に仕込むことで、味噌や醤油、甘酒などの発酵食品を作っている。
山田醸造では「発酵に挑戦し、学び、進化し続ける」ことをミッションとし、伝統的な発酵技術を活用。新たな食品への挑戦を続け、味噌業界に新たな風を吹き込みたいとしている。
食生活が偏りがちな現代で、特にパンと一緒に野菜をしっかり摂るには時間と手間がかかる。
そこで、山田醸造は得意分野である発酵技術を活かし、野菜の美味しさや栄養を手軽に摂取できる商品を開発。2年間にわたって試行錯誤を繰り返しながら、パン食に合う野菜のDipソース「Bread Dip Cozy」を完成させた。
製品化にあたっては、特別な米糀を使用して野菜の旨味を引き出すことに注力。どの糀が野菜に合うのか、どうすれば野菜の美味しさや栄養を損なわずにできるのかを探求し続けたという。また、「野菜×発酵」にこだわり、保存料は使用していない。
さらに、Dipソースには、主に新潟県内で生産された規格外野菜を使用している。新潟の豊かな大地で育まれた米や野菜を規格外だからといって廃棄するのではなく、発酵の技術で美味しく生まれ変わらせることを目指した。
この取り組みによって食品ロスの削減に貢献するとともに、地元農家との連携を強化し、地域経済の活性化にも寄与している。
今後の展望として、魚介と野菜を組み合わせた新ソースやパスタに合うソースなど、より高品質な商品の試作開発も進行中だ。
「Bread Dip Cozy」はそのまま塗って食べられるが、一工夫することでさらに美味しく、健康的な食事を楽しめる。
例えば、Dipソースを塗ったパンに野菜や目玉焼きを乗せたり、
チーズやマヨネーズをトッピングしたりするだけで、栄養バランスのとれた朝食ができる。
また、ホームパーティーやおもてなしのシーンでも活躍。クラッカーやバゲットに塗って前菜にするのはもちろん、野菜スティックにDipするのも食べ方のひとつだ。
さらに、魚や肉料理のソースとして添えたり、
パスタの隠し味に使ったりすることも可能。Dipソースのコンソメのような深みと旨味が、ディナーのアクセントとなるだろう。
そして、小容量の使い切りサイズなので、キャンプやバーベキューにもぴったり。料理に野菜の風味が加わり、手軽にバリエーションを増やせる。
「Bread Dip Cozy」は100gで994円(税込)。フレーバーは、トマトとオニオンの2種類だ。
食事のちょっとしたシーンで「野菜×発酵」のDipソースを活用し、忙しい毎日の野菜不足を解消してみては。
山田醸造公式サイト:https://www.e-misoya.com
(紫原もこ)
この記事のライター
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