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俳句のための道具ブランド「句具」から、“毎月1日ではなく四立にめくる”二十四節気を軸とした新しい考え方のカレンダー「節気カレンダー」が登場。11月15日(日)より「句具」オフィシャルサイトにて発売中だ。
道具を通して俳句のある暮らしを提案している「句具」。今回発売したのは、二十四節気を意識し、訪れる季節の兆しを敏感に掴みながら暮らすことの豊かさを提案する「節気カレンダー」2,000円(税別)。
「春・夏・秋・冬」の四季に、表紙を兼ねた「新年」を合わせた五枚綴りで、“カレンダーは、毎月1日にめくる”という概念を再定義し、季節を感じるためのカレンダーとして「立春・立夏・立秋・立冬」にめくるという新しい価値を提案。
たとえば、まだ肌寒い2月3日の立春に「春」のカレンダーに切り替えることで、春らしいイラストとともにかすかに漂う季節のはじまりを感じることができる。
2021年は「山」がテーマ。山を表す四季の季語「山笑う」「山滴る」「山粧う」「山眠る」を軸に、四季それぞれの季語をイラストにしてちりばめている。
また、山の近くには二十四節気も印字していて、春なら「立春」から雨水、啓蟄と、どんどん春めいていく様子を山に沿いながら感じ取れるデザインだ。
初日の出をイメージした「表紙 兼 新年」は、12月7日の「大雪」から使える。版画のような質感の白い山とさわやかなブルーのラインがめでたくて清々しい、新年にぴったりの1枚だ。
山笑う「春」は、春の芽吹きと日本の花・桜をイメージした、優しさや穏やかさを感じられるイラスト。
山滴る「夏」は、すっきりとした風を感じられるような爽やかさ、日差しの力強さや緑の美しさをマットゴールドを入れて表現。
山粧う「秋」は、ぽっかりと出た印象的な満月と、すっかり粧った秋の山との競演を、深みのある山吹色を中心に仕上げている。
山眠る「冬」は、雪や鳥をモチーフに、落ち着いたブルーとマットシルバーで荘厳さと控えめな美しさを表現した。
イラストは、数々の受賞歴を誇るグラフィックデザイナー・白澤真生氏による描き下ろし。印刷はスポットカラー(特色)を3版で刷り上げており、マットで上質な紙に、鮮やかな色が美しく、よどみなく表現されている。
壁に飾るのは細めのテグス。テグスを取り付けるための厚紙のバーはイラストの裏側に隠す仕様で、前から見たときにイラストを邪魔しないシンプルな設計だ。サイズは420×356mm。
インテリアとしても映える「節気カレンダー」とともに、移ろう季節を感じてみては。
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