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鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する天夢人から、書籍『世界の鉄道大全集』が11月17日(火)に刊行。同書は雑誌『旅と鉄道』にて、2015年より連載を開始した「世界の鉄道 途中下車の旅」をまとめたものだ。
海外を鉄道で旅をすると、街の景色や人々との触れ合いがあり、ガイドブックだけでは知ることのできない、その国の新しい一面を見られることも少なくない。
『世界の鉄道大全集』では、日本から数時間で行ける韓国や中国をはじめとするアジア地域、ユーレイルパスでめぐるヨーロッパのデンマーク鉄道、カナダの広大な地を横断する寝台列車、日本からはるばるやってきたキハ40系が活躍するミャンマーのヤンゴン環状線など、世界中の鉄道を紹介。
美しい写真のほか、場所を示す地図も掲載しているので、読んでいるだけで海外に行って鉄道旅をしているような気分を味わえそうだ。
同書の魅力は、なんといっても迫力ある鉄道と美しい風景写真。カメラマンやライターによる、途中下車の旅ルポは、読んでいるだけで現地に行ったような感覚になれる。
美しい列車の写真だけでなく、現地の人とのふれあいの様子もあり読み応えも抜群。各回終わりには詳細マップも掲載し、その列車がどのあたりを走ったのかがひと目で分かるようになっている。
また、同書では「世界の鉄道マップ」も収録。「国の名前は聞いたことはあるけれど、どのあたりにあるかいまいち分からない……」そんな人のために、巻頭に“本書に登場する鉄道”のマップを掲載している。
同書に収録している鉄道の例を紹介しよう。
「第1章 ヨーロッパ」では、“スイス連邦フルカ山岳鉄道/ブリエンツ・ロートホルン鉄道”、“オランダ王国ホールン・メーデンブリック蒸気トラム”などを紹介。また「第2章 アフリカ」では、“ザンビア共和国ロイヤル・リビングストン・エクスプレス”を、「第3章 北アメリカ」では“アメリカ合衆国コロラドの観光鉄道”と“カナダVIA鉄道”を収録。
「第4章 アジア」では、“中華人民共和国中国鉄道”や“ミャンマー連邦共和国ミャンマー国鉄”などといった世界の鉄道を紹介している。
旅鉄BOOKS034『世界の鉄道大全集』の価格は1800円(税抜)。全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中だ。
なかなか今はコロナ禍で海外旅行に行きにくい情勢だが、行ったことのある国、行ってみたい国の魅力を、鉄道を通して堪能したい!
この記事のライター
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