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管理栄養士・ナチュラルフードコーディネーターのゆきぼむです。クラフティーとは、卵や砂糖、牛乳などを合わせたアパレイユを型に流して、フルーツと一緒に焼き上げるフランスの伝統菓子です。今回は、豆乳をベースにしたアパレイユと今が旬の伊予柑を合わせ、栄養面でも嬉しい効果のあるレシピを紹介します。
伊予柑 1個
クリームチーズ 50g
砂糖 40g
卵 1個
豆乳 100ml
薄力粉 15g
バター(型に塗る用) 適量
・オーブンを180℃に温めておく。
・クリームチーズを室温に戻しておく。
・型にバターを塗っておく。
① 伊予柑の皮をむき、1房ずつに分けて薄皮の先を切り、薄皮をむいて果肉を取り出す。(果肉が崩れやすいので、やさしく扱ってください。)
② クリームチーズをクリーム状にし、砂糖を加えて混ぜる。
③ ②に卵、豆乳、薄力粉を順に加えて、なめらかになるよう混ぜ合わせる。
④ 型に③を流し、①の伊予柑を並べる。(崩れた果肉を先にちらしてから、形の良いものを中心に並べると綺麗に焼き上がります。)
⑤ 180℃に予熱したオーブンで15~20分焼いて完成。
伊予柑のほろ苦さが美味しいアクセントになった、爽やかでミルキーなクラフティー。
クリームチーズ入りなので、チーズケーキのような、プリンのような…優しいもっちり感と柔らかい食感が魅力です♡
甘さは少し控えめなので、物足りない場合は、焼き上がってからはちみつをかけても美味しいですよ。
小さめのココットで分けて焼いてもOK!ちょっとしたおやつにぴったりです。その場合は、様子を見ながら焼き時間を調整してくださいね。
伊予柑といえば、やはりビタミンCが豊富!
ビタミンCは強い抗酸化作用をもつため、様々なダメージから肌を守ってくれたり、メラニン生成を抑制することにより、シミやそばかすを防いでくれたり、アンチエイジングにとても効果的です。
コラーゲンの生成にも欠かせない栄養素なので、ハリやツヤのある美肌の維持にも必要です。
また、伊予柑の酸っぱさはクエン酸によるものなのですが、このクエン酸は、疲労回復効果やミネラルの吸収を促進するはたらきなど、様々な嬉しい効果が期待できます。
できれば皮も捨てずに、ジャムやピールなどにして、伊予柑の栄養をまるごとと食べてくださいね。
ビタミンCが豊富な伊予柑と鉄分が豊富な豆乳は、美味しいだけでなく、実は栄養面でもおすすめの組み合せです。
豆乳に含まれている鉄分は非ヘム鉄といい、吸収率があまり高くないのですが、ビタミンCを含む食品と一緒にとることで、その吸収率がアップします。
鉄分は特に女性に欠かせない栄養素。美味しく食べて、しっかり栄養もとってくださいね♡
この記事のライター
管理栄養士/ナチュラルフードコーディネーター
ゆきぼむ
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保育園栄養士、カフェスタッフとしての勤務後、現在はパン屋で働いています。趣味はパン屋巡り、自宅でも自家製酵母でパン作りを楽しんでいます。パンをこよなく愛し、パンを美味しく食べられることをベースに、栄養たっぷりで彩りの良いメニューを心がけています。
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