更新日:2022年6月8日 / 公開日:2022年6月8日
フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。中国や台湾で親しまれている食材「干豆腐」に今注目が集まっています。味にクセがなく、食感がしっかりある干豆腐は、食べ応えもあり、糖質制限などにもってこいのヘルシー食材。今回は、業務スーパーで手に入る「豆腐皮」を使って、手軽に作れるレシピを2つご紹介します。
豆腐を加圧して脱水した干豆腐は、中国や台湾などで、あえ物や炒め物に使われるポピュラーな食材だそうです。
「注目のグルテンフリー食材 干豆腐 レシピ2選」では、干豆腐を千切りにした豆腐干絲のレシピをご紹介しましたが、この記事では、シート状の形状を生かしたレシピをご紹介したいと思います。
今回使用したのは、業務スーパーで購入した「豆腐皮」。
(名前は違いますが、前の記事でご紹介した干豆腐と、味も食感も同じように感じました)
折りたたんで冷凍されています。解凍すると、厚手の布のよう。(右のボウルはスライスの方です)
高野豆腐のような油揚げのような、大豆の風味がありますが、クセのない味で使いやすい食材です。
豆腐皮に餃子の餡を包んで、棒餃子風に。豆腐皮がむちっと食べ応え抜群で、糖質オフのおつまみにもぴったりです。
① 豆腐皮は好みのサイズに切る。(今回は10cm×8cmに切りました)
② キャベツは粗みじんに切りにして塩を適量振り、しんなりしたらぎゅっと水気をしぼる。
③ 長ねぎはみじん切りにし、ニラは小口切りにする。生姜はすりおろす。
④ ボウルにひき肉を入れて、Aの調味料を入れて練るようによく混ぜる。ごま油を入れて混ぜたら、キャベツ、長ねぎ、ニラ、おろした生姜を入れて混ぜる。
⑤ カットした豆腐皮に、④の餡を広げるようにのせ、手前から巻いて包む。
⑥ フライパンにサラダ油を入れて⑤を巻き終わりを下にして並べる。蓋をして弱めの中火で焼き、焼き色が付いたら、裏面も焼く。
お好みでラー油や、からしを添えて、酢醤油でいただきます!
こちらは、パスタの代わりに豆腐皮を使ったラザニア風。豆腐皮ならパスタを茹でる手間もなく、器の大きさに合わせてカットして使えるのも便利です。
市販のホワイトソースとミートソースを使えば手軽に出来上がりますよ。
豆腐皮 12×13cm 5枚
ホワイトソース 250g
ミートソース 250g
ピザ用チーズ 30g
① 豆腐皮は容器の大きさに切り、同じものを5枚作る。熱湯に入れて2~3分茹でてザルにあけ、水気を切る。
② 耐熱容器に豆腐皮をしき、ホワイトソースを塗るように広げて入れ、その上にミートソースを入れる。豆腐皮、ホワイトソース、ミートソースと繰り返して入れ、最後にピザ用チーズをのせる。
③ オーブントースターで焼き色が付くまで焼く。
チーズだけが焦げるようならアルミホイルをかぶせて、全体が熱々になるまで焼いてください。
レシピでは、豆腐皮を5枚としましたが、豆腐皮はパスタより薄いので、ソースを薄く重ね、豆腐皮を多めに使った方がおいしくできそうです。
今回は業務スーパーの豆腐皮を使用したレシピを2つご紹介しました。豆腐皮はクセのない味なので、中華風だけでなく、洋風にも和風にも、いろいろなアレンジが楽しめそうです。
干し豆腐を麺として使った「アレンジ無限大!注目のグルテンフリーのヘルシー食材「豆腐干」レシピ2選」もぜひ合わせてご覧ください。
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