更新日:2022年10月4日 / 公開日:2022年10月4日
料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。秋になると美味しい食べものがたくさん出回り目移りしちゃいますが、かぼちゃのスイーツも多く見かけるようになりますね。今回は秋の味覚『かぼちゃ』と冷凍パイシートを使ったお手軽な『パンプキンパイ』のレシピをご紹介します。
秋の味覚の一つに挙げられるかぼちゃは、幅広い料理やスイーツに用いられる人気のお野菜ですが、実は栄養面でも優れた食材なんです。かぼちゃに含まれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは免疫力に関わる栄養素です。
また、ビタミンAやEは、脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂る事で吸収率が高まります。今回の調理法のように、バターを加える事で効率よく栄養を摂る事が出来ます。
作り方はとっても簡単!レンジで加熱したかぼちゃを潰し、きび糖やバターを加えて餡にし、冷凍パイシートに挟んで成形し、トースターで焼くだけです。サックサクのパイに包まれた優しい甘さのかぼちゃがとろぉ〜りとろけて、とっても美味しいスイーツ になります。
冷凍パイシート 2枚
かぼちゃ 正味100g
きび糖 大さじ2杯
塩 ひとつまみ
バター 15g
シナモンパウダー 3〜4振り
溶き卵(ドリール) 適量
① かぼちゃを2~3cm角にカットしてさっと濡らし、耐熱性のボウルに入れてふんわりラップをかけて600wのレンジで約3分、かぼちゃに竹串を刺して、すんなり通るくらいまで柔らかく加熱します。
② ボウルに溜まった水分を捨てて(熱いので気をつけてくださいね)、かぼちゃが熱いうちにマッシャーやフォークで潰し、きび糖・塩・バター・シナモンパウダーを加えて混ぜ合わせます。
※かぼちゃの甘さによって、きび糖の量をお好みで調節して下さい。
③ 冷凍パイシートを包める柔らかさまで解凍し、半分にカットして②のかぼちゃ餡を冷凍パイシートの2枚に半量ずつ乗せます。
※かぼちゃの育ち方や品種によっても餡の硬さが違ってきます。柔らかすぎる時はラップをせずにレンジで1〜2分加熱して水分を飛ばすか、冷蔵庫で冷やしてから使用して下さい。
④ かぼちゃ餡を乗せた冷凍パイシートの上に残りの冷凍パイシートを乗せ、フォークの先で周囲を押さえます。
※かぼちゃ餡は真ん中にこんもりと乗せると、冷凍パイシートを2枚合わせてフォークで周囲を押さえる作業がしやすくなります。
⑤ 天板にくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷いて、④のパイを乗せてナイフで十字に(お好みの方法で)切り込みを入れ、刷毛を使ってドリール(溶き卵)を塗り、予熱したトースターで10〜15分焼成したら完成です!
※アルミホイルをくしゃくしゃにしておくと、パイシートがくっついて剥がれにくくなるのを防止してくれます。
※切り込みは、焼いた時に中で膨張して破裂するのを防ぐためのものです。今回のように十字に切り込みを入れたり、何本か並行に並べて切り込みを入れたりして、空気の通り道を作って下さい。
※ドリールはたっぷり塗って良いのですが、はみ出して下に流れてしまうと、アルミホイルにくっついて剥がれにくくなるので注意して下さい。
サクサクのパイに包まれた、優しい甘さのカボチャのパイは、秋らしいスイーツ♪ほんのり香るシナモンは、ミルクティーとの相性も抜群です!
今回はカボチャで作りましたが、さつまいもに変えてアレンジも可能です。少ない材料でお手軽に作れるスイーツですので、秋のティータイムにこのパンプキンパイを作って、ほっこり癒されてみてはいかがでしょうか?
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