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寒い日にはふはふ食べたい、肉まん。今年は手作りしてみませんか?今回、紹介するのは、皮から自分で手作りする肉まん。蒸し立てほかほかの皮は、ふわふわでもちもち!そして、ジュワッと肉汁がほとばしる肉感たっぷりの餡の美味しさにもびっくり!初めてだってこんなに美味しくできる、失敗しない簡単レシピ、紹介します!
肉まん作りは、特別な材料も道具も必要ないので、家庭で作るのに向いています。また急いで作る行程もないので、ゆっくり作業できるのも嬉しいところ。時間をかけて丁寧に作れば、きっと美味しい肉まんになってくれるはずです。
今回、紹介した生地は薄力粉を多く使っているので、こねやすく、触ってもあまりべたべたしないので、扱いやすいかと思います。具材を包む時に、生地に油分がついてしまうと、生地が閉じにくくなるので、その点だけ注意しましょう。
また具材は、ひき肉ではなく、豚こま肉を切って使います。こうすると程良く肉感が残って、食べるとジューシー。豚肉と玉ねぎだけとは思えない深い味わいなのです。ぜひお試しを!
【生地】
・強力粉…60g
・薄力粉…140g
・ドライイースト…3g
・ベーキングパウダー…3g
・上白糖(なければ好みの砂糖でOK)…18g
・塩…ひとつまみ
・ぬるま湯…110ml
・ラード(なければ太白胡麻油でもOK)…8g
【具材】
・豚こま肉…85g
・玉ねぎ…35g
・しょうゆ…小さじ1
・紹興酒(なければ日本酒でもOK)…小さじ1
・ごま油…小さじ1と1/2
・鶏ガラスープの素…小さじ1/4
・塩…少々
・こしょう…少々
① 生地を作ります。ボウルに強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩をふるい入れます。ドライイーストを入れ、ぬるま湯を注ぎ入れ、よく混ぜます。ボウルの中で、手のひらを使って生地をこね、ある程度まとまってきたら、ラードを加え、さらによくこねます。生地がなめらかになり、艶がでてきたらこねあがり。
② 生地が乾燥しないようにボウルにラップをふんわりとかけ、あたたかい場所で約1時間発酵させます。
③ 生地を発酵させている間に具材の準備をします。豚こまは同じ向きに並べ、繊維を断つように5mm幅の細切りにします。玉ねぎはみじん切りにします。
④ ボウルに③の豚肉と玉ねぎ、残りの具材の材料をすべて入れ、よく混ぜます。肉の粘りが出て、全体がまとまってくればOK。4等分にして丸め、冷蔵庫に入れておきます。
⑤ 生地の発酵ができたか確かめます。粉(分量外)をつけた指先で生地を押し、穴が戻ってこなければうまく発酵できた証拠。重さを量り、4等分にします。
④ それぞれを丸め、乾燥しないようにラップをふんわりかけておきましょう。
⑤ 台に粉(分量外)をふり、⑤の生地を麺棒で丸く伸ばします。生地の中央は厚め、縁は薄めになるように伸ばしていきます。
⑥ 生地の真ん中に④の具材をのせ、生地の端をひっぱり、ひだを作りながら閉じていきます。最後は生地をひねって、ギュッと閉じれば完成。残りの3つも同様に包みます。
⑦ いよいよ最後の発酵。生地が乾燥しないようにラップをふんわりとかけ、あたたかい場所で約15分発酵させます。
⑧ 肉まんを蒸します。蒸し器にたっぷりの湯を沸かして肉まんを入れ、約15分蒸せばできあがり!
今回の肉まんの具材は、豚肉と玉ねぎだけのものを紹介しました。シンプルですが、これがとっても美味しくて、気に入っています。
そのほか、好みで筍や椎茸、ザーサイなどを入れても、また違った美味しさ。シンプルな肉まんはもちろん、アレンジも楽しんでみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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