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管理栄養士・ナチュラルフードコーディネーターのゆきぼむです。今回は、昨年、37年間の歴史に幕を閉じたフレンチの名店「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーの三國シェフのレシピを紹介します。パイ生地なしの簡単キッシュ。3つのポイントさえ押さえておけば、おうちでも簡単にシェフの味を楽しめますよ。
ほうれん草 1束
たまねぎ 1/2個
にんにく ひとかけ
チーズ(ベルキューブ) 15粒
ドライトマト 適量
オリーブオイル 大さじ1
無塩バター 適量
【アパレイユ】
卵 2個
牛乳 200ml
薄力粉 50g
ナツメグ 適量
塩 適量
黒こしょう 適量
・オーブンを180℃に予熱しておく。
・型に無塩バターをたっぷり塗っておく。
① ボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えながら泡立て器で混ぜ合わせ、塩、黒こしょうをふる。
② 薄力粉を少しずつ加えながら、ダマができないようよく混ぜ合わせ、塩、黒こしょう、ナツメグで味をととのえる。
※小さな粉のつぶが気になる場合は漉してください。
③ ほうれん草はざく切りにし、茎と葉の部分を分けておく。たまねぎは薄切りにする。にんにくはみじん切りにする。
④ フライパンにオリーブオイルを熱し、たまねぎを中火で炒める。※焦げ目をつけないように注意。
⑤ たまねぎがしんなりしたらにんにくを加え、さっと炒め合わせる。
⑥ ほうれん草の茎の部分を加えて炒め、塩、黒こしょうをふる。
⑦ ほうれん草の葉の部分も加え、火を止めて全体を混ぜ合わせる。※ほうれん草はシャキっとしていて完全には火が通っていない状態にする。
⑧ 型に具材を入れる。
⑨ ドライトマトをのせてアパレイユを流し込み、ベルキューブをのせる。※ベルキューブはお好みのフレーバーを使用してください。他社のハーブ入りクリームチーズなどでも代用可。
⑩ 180℃で20~30分焼く。
型に塗るバターは、たっぷりとムラができるように塗ることで、キッシュの周りをパイの生地のように香ばしく仕上げてくれます。
ほうれん草を炒めすぎると、オーブンで焼いている間にさらに火が通ってしまい、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。シャキッと食感が残る程度にさっと炒めるだけでOK。葉の部分を入れてからはほぼ火にかけず、余熱で全体と合わせる程度で仕上げましょう。
美しく焼き上げるためには、焼く前が重要です。焼き上がりをイメージしながら、彩りよく具材を並べましょう。
大きく焼いてみんなで分けながら食べられるので、ちょっとしたおもてなし料理にもぴったりですよ。とっても簡単なパイ生地なしのキッシュ、ぜひ、作ってみてくださいね♡
この記事のライター
管理栄養士/ナチュラルフードコーディネーター
ゆきぼむ
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保育園栄養士、カフェスタッフとしての勤務後、現在はパン屋で働いています。趣味はパン屋巡り、自宅でも自家製酵母でパン作りを楽しんでいます。パンをこよなく愛し、パンを美味しく食べられることをベースに、栄養たっぷりで彩りの良いメニューを心がけています。
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