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いちごを包んだ「いちご大福」ではなく、八朔を包んだ「はっさく大福」。テレビで見たことあるって方も多いハズ!広島の因島が発祥の広島銘菓なんです。今回はそんな「はっさく大福」をお家で再現!レンジで簡単に作れるレシピを紹介します。やわらかな求肥と白餡、そして、八朔のフレッシュさが何とも美味〜。お家でぜひ!
皮を剥いた“はっさく”が、そのまんま大福に包まれた「はっさく大福」。広島土産で食べたことある!って方も多いのはないでしょうか?甘酸っぱくて、ほろ苦く、ジューシーな“はっさく”と、甘〜い白餡の相性がとにかく最高で、この組み合わせ、よくぞ思いついてくれました!!!と拍手を送りたいくらい。私も大好きなお菓子です。
そんな「はっさく大福」、家でも作れたら…と考えてみたのがこのレシピ。白玉粉を使って、電子レンジで作るので、10分もあれば完成!あっという間にできあがります。
しかも、出来立てほやほやの「はっさく大福」は、お餅がまだあたたかくて、ふわふわで、はっさくの瑞々しさも半端なくって、ちょっと新しい美味しさ!自分で作ってみる価値、大アリ、ですよ。
はっさく 6房
白あん 120g
白玉粉 50g
上白糖 12g
水 100ml
片栗粉 分量外
① はっさくは、皮をむき、粒をつぶさないように注意しながら薄皮をむきます。
② ラップに白あん20gをのせ、ラップの上から平たく伸ばします。①のはっさくを手で半分に割って重ね、白あんの上にのせ、はっさくを白あんで包みます。
残りも同様にして、はっさくを白あんで包んでおきます。はっさくの果汁が出てしまわないように、そっと作業するのがコツ。
③ 耐熱容器に白玉粉を入れ、水を少しずつ注ぎ入れ、粉のダマがなくなるまでよく混ぜます。上白糖を入れ、よく混ぜます。
④ 軽くフタをして、電子レンジ600wに30秒かけます。取り出して、箸で全体をよく混ぜます。これを6回繰り返し、合計3分電子レンジにかけます。
⑤ 生地に透明感がでて、お餅のように粘りが出てくればOK!
⑥ 片栗粉を広げた台に⑤を取り出し、お餅がくっつかないように全体に片栗粉をまぶします。生地を6等分にします。
⑦ 生地を手のひらで平たく伸ばし、②のあんの上にかぶせるようにして、あんを包みます。底をつまんで閉じ、丸めます。余分な粉を刷毛ではらえば、できあがり。残りの5個も同様に包みます。
はっさくの起源は、広島県尾道市の因島。江戸時代から育てられている歴史の古い柑橘なんだそうです。そして、旬の季節は、まさに今!瑞々しい果汁いっぱいの、はっさくを準備して、お家で「はっさく大福」、作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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