更新日:2023年2月16日 / 公開日:2023年2月16日
料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今回は、まだまだ寒い日でもポカポカ温まり、レンジで簡単に作れるかぼちゃのポタージュのレシピをご紹介します。
生姜に含まれるジンゲロン、ショウガオールという成分からなる独特の辛味と香りは、日本料理や中華料理の臭み消しとして欠かせないものです。ショウガオールには、身体を温める作用があるといわれています。
また、昔から「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われていますが、これは昔、今ほど栄養の取れるものが少なかった頃は、保存性が高いかぼちゃは旬の時期以外にも食べることができる貴重な緑黄色野菜でした。
かぼちゃを食べて栄養をつけ、風邪を予防すると言う考えから冬至にかぼちゃを食べる習慣が生まれたといわれています。実際、ウリ科の中では最高の栄養食品で、果肉の黄色はカロテンによるものです。
かぼちゃには大きく分て、西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類があります。流通で主流の西洋かぼちゃには、ビタミンCとカロテンが豊富に含まれています。
かぼちゃは比較的タンパク質が多いので甘さをあまり感じませんが、実は糖質を多く含んでいます。そのエネルギーは他の野菜と比較にならない程高く、芋類に匹敵するエネルギーがあるのです。
まだまだ寒い日が続きますが、そんな時は生姜の力を借りて、ポカポカ温まるポタージュを作りましょうね。
今回ご紹介する「かぼちゃのポタージュ」は、かぼちゃとの相性が良い生姜入り!
火を使わない裏ごし要らずの、レンジで作れる簡単スープです。かぼちゃと牛乳で作る優しいお味に、生姜がアクセントになった、ポカポカ温まるポタージュです。
かぼちゃ 正味300g
バター 15g
生姜(すりおろし) 大さじ1杯
牛乳 約400ml(2cup)
◎コンソメ顆粒 大さじ1杯
◎塩コショウ 少々
パセリ(みじん切り) 少々
① かぼちゃは1cm角にカットして耐熱性のボウルに入れ、ふんわりラップをして600wのレンジで3分半加熱し、マッシャーやフォークなどで滑らかに潰します。
② ①が熱いうちにバターを加えてゴムベラで混ぜ合わせ、生姜のすりおろしを加えてさらに混ぜ合わせ、ゴムベラからホイッパーに持ち替えて、牛乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、濃度を調節します。
③ コンソメ顆粒を加えて混ぜ合わせて塩コショウで味を整え、ラップをせずに600wのレンジで3分加熱します。※コショウはあれば、ホワイトペッパーを使うと色がキレイに仕上がり、味もマイルドになります。
④ スープボウルに注ぎ、パセリを振ったら完成です!
火を使わず、裏ごしも要らずに作れる今回のポタージュなら、思い立ったらすぐ作れちゃいますし、レンジ任せなので、空いた時間で他のお料理を作ったり、作業をする事もできちゃいます。
まだまだ寒い日が続いてますが、そんな日はこのかぼちゃの生姜ポタージュで、体を温めてはいかがでしょうか♪
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