更新日:2023年9月3日 / 公開日:2023年9月3日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。YouTubeはもちろん、去年11月にオープンしたフレンチレストラン『CIRPPAS』も既に予約困難な人気店になり、活躍がめまぐるしいシェフGeorgeさんのレシピを再現しています!今回は夏の常備菜「酢トマト」が健康的過ぎるので、詳しくご紹介します。
シェフGeorgeさんが、夏になるとよく作る「酢トマト」(トマトのマリネ)は、簡単に作れて、一度作ってしまえば冷蔵庫で1週間は日持ちし、鶏むね肉を下茹でしたものに添えたり、魚やお野菜と、でもなんにでも合うので、とっても重宝する常備菜です。
この「酢トマト」(トマトのマリネ) には、以下のような健康効果もありますので、夏に積極的に食べたい常備菜ですね。
トマトとお酢に期待される効果
・血圧を下げる
・肥満防止
・むくみ改善
・美肌効果
・リラックス効果
(George調べ)
トマト 5個~6個
チキンブイヨン 150ml
酢 40ml
ハチミツ 20g
にんにく 1かけ
鷹の爪 1本
黒胡椒 10カリカリ
① トマトはヘタをくり抜き、一度湯剥きしておきます。しっかりと沸かしたお湯に大体5秒から長くても10秒ぐらいトマトを浸します。
※湯むきをしておくと、口当たりが良くなり、味が馴染みやすくなる利点がありますが、湯むきを省いて、トマトをカットするところから始めても大丈夫です。
② 熱湯に浸したトマトを引き揚げ、氷水に取ります。あまり長く漬け込んでおくと、トマトの味がどんどん抜けてしまうので、20秒程度で(粗熱が取れたら)氷水から引き上げます。
③ トマトの薄皮を剥き、お好みの大きさにカットします。1個を1/4にカットしたり、あらかじめ一口サイズにカットしておきたい方は、8等分くらいにカットしておくと良いです。
④ カットしたトマトをボウルに入れ、下味の塩を2つまみ程度全体に振って、馴染ませておきます。下味の塩もそんなに強くなくて良いのですが、薄過ぎても意味がないので、トマトの旨さをしっかり引き出せるよう、今回のトマトの量なら2つまみ程度振っておきます。
⑤ マリネ液を作っていきます。鍋(今回はフライパンを使用してます。)にチキンブイヨンを入れて火にかけ、ハチミツ・酢を加え、いったん火から下ろして黒胡椒・スライスしたにんにく・鷹の爪(赤唐辛子)・塩ひとつまみを入れて火にかけ、にんにくに火を通していきます。
※チキンブイヨンは、ブイヨンの素をお湯に溶いたものでもOKです。
※赤唐辛子は香り付け、黒胡椒はアクセントになります。
⑥ ⑤のマリネ 液が熱い状態で、④の塩を振ったトマトに加え、漬け込んでいきます。
※熱いマリネ液をかける事で、トマトのエキスがマリネの液体に移りやすくなります。
⑦ ⑥のトマトの上に落としラップや紙(クッキングシート)をして、冷蔵庫で最低2時間冷やしておきます。
ボウルのままでも良いのですが、場所を取るので、あれば保存瓶やタッパーなどに移しておくと良いでしょう。
この「酢トマト」で、冷製パスタにしても美味しいです。
酢トマト6かけくらいとマリネ液を適量ボウルに入れて、粗く潰した所にオリーブオイルを合わせ、塩茹でして冷やしたカッペリーニを絡めます。お好みで、ツナ缶1/2くらいを加え、味見をして、塩胡椒で味を整えたら完成です!
これをそうめんで作っても美味しいです。パスタにはハーブ感を加えるのにバジル、そうめんには大葉を加えると良いです。
今時期は、シェフGeorgeさんの「酢トマト」を常備菜にして、健康的な夏をお過ごし下さいね!
この記事のライター
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