更新日:2023年9月18日 / 公開日:2023年9月18日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。北海道には数々の名店&名物のグルメがありますが、十勝の豚丼もその一つ。『豚丼のたれ』まで売られています。でも実は、お家でも簡単に作れちゃうんです!今回は、北海道十勝のグルメ、『豚丼』の簡単レシピをご紹介します!
北海道には数々の名店&名物のグルメがありますが、十勝の豚丼もその一つ。『豚丼のたれ』まで売られています。が、実は簡単にお家で作れちゃうんです!今回は、北海道十勝のグルメ、『豚丼』の簡単レシピをご紹介します!
明治時代末ごろから十勝地方では養豚業が始まり、豚肉が食べ親しまれてきました。養豚業が盛んだった十勝地方の帯広が「豚丼」の発祥地といわれています。昭和初期に、帯広市内の食堂で、炭火焼した豚肉に蒲焼のたれを使用した丼を作ったのが「豚丼」の発祥と言われています。
当初は、農民や開拓者が汗を流して働く姿を見て、スタミナ料理であるうな丼を提供したいと思いましたが、うなぎは高価で手に入りにくく、養豚業が盛んだったこともあり、豚肉で代用したのが「豚丼」の始まりだそうです。
十勝の豚丼を再現するには、いくつか特徴があって、豚肉は厚さのあるものを使用し、豚丼のたれは、煮詰めて濃厚なものを使用します。
材料は特別なものを用意する必要がなく、お家にある調味料で、豚肉もスーパーで手に入るものなので、思い立ったらすぐに作れます。
作り方はとっても簡単!フライパンで豚バラ薄切り肉を焼いて一旦取り出し、そのフライパンで豚丼の調味料を煮詰め、豚肉を戻し入れてたれを絡め、温かいごはんに乗せるだけ!
豚バラ薄切り肉(焼肉カルビ用) 300g
温かいごはん 茶碗2膳分
万能ねぎ(小口切り) 2本分
【豚丼のたれの調味料】
濃口醤油 大さじ4杯(60ml)
みりん 大さじ2杯(15ml)
砂糖 大さじ1杯
酒 大さじ1杯(15ml)
酒(後入れ) 20ml
① 豚バラ薄切り肉を4cm幅にカットして、熱したフライパンに入れて両面焼き色が付くまで強火で焼き付け、一旦取り出しておきます。
※この時、焼き過ぎると硬くなってしまうので、焼き過ぎないように注意して下さい。
② ①のフライパンに醤油・みりん・砂糖を入れて加熱し、沸々として醤油の香ばしい香りがするくらい(焦げる寸前まで)加熱し、弱火にして酒を加えて煮詰めたたれを伸ばします。
③ ①の豚バラ薄切り肉を戻し入れ、たれを全体に絡めます。
④ どんぶりに温かいごはんをよそい、③の豚バラ薄切り肉を放射状に並べ、フライパンに残ったたれを回しかけ、万能ねぎをトッピングしたら完成です!
お好みで、豚肉の種類をロースやヒレに変えたり、たれにしょうがを加えたり、豚丼の途中で味変して、出汁をかけてお茶漬け風(ひつまぶし風?)にすると、さっぱりと頂けます。
今回は、簡単に作れるようフライパンで焼き色を付けましたが、本場の炭火焼に近づけたい時は、ガスバーナーで炙るとかなり本場の味に近づけます。最近はキャンプをされる方も増えてますので、外で再現したら本格的な味が楽しめそうですね♪
今では全国的に有名になった北海道十勝のご当地名物「豚丼」をぜひ、お家でも再現してスタミナを付けて下さいね!
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