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ブラウニーは生地を泡立てる必要がなく材料を順番に混ぜ合わせるだけでおいしく仕上げられるため、お菓子作りに慣れていない人でも簡単に作れるお菓子です。ブラウニーは焼き菓子ですが、中が半生っぽくしっとりと仕上がるので生菓子を味わうような楽しみもあります。今回はそんなブラウニーを抹茶を使って作ってみました。
ほのかな甘さと苦味を持ち、鮮やかな緑色が美しい抹茶を使ったブラウニーのレシピをご紹介します。このレシピではベースにホワイトチョコレートを使用しているので甘くなりすぎないように、またブラウニーがしっとりとした食感に仕上がるように工夫しました。抹茶の風味と苦味、チョコレートの甘味としっとりとした濃厚な食感が楽しめる抹茶ブラウニー、ぜひ作ってみて下さい!
ホワイトチョコレート 80g
無塩バター(溶かし) 110g
グラニュー糖 130g
卵 2個
薄力粉 25g
抹茶 15g
・型にオーブンシートを敷いておきます。
・オーブンは焼く10分前に170度に予熱しておきます。
・薄力粉と抹茶をよく混ぜ合わせておきます。
① 湯煎用にお湯を沸かします。火から下ろしてホワイトチョコレートとバターを入れたボウルを鍋の上にのせてゆっくりと溶かします。(ホワイトチョコレートは熱に弱いので、火にかけて沸騰したお湯に直接ボウルをのせるのは避けて下さい。)
レンジで溶かす場合も同様に、低めのワット数に設定して少しずつ溶かしながらその都度混ぜ合わせて下さい。
② グラニュー糖を加えて混ぜます。 ここで生地が分離したような感じだったり、グラニュー糖が溶けていなくても大丈夫です。
③ 卵を加えて混ぜます。泡立てたりする必要はありません。生地がトロッとしてまとまってきます。
④ 薄力粉と抹茶をよく混ぜ合わせてからふるい入れます。
⑤ オーブンシートを敷いた型に流し入れ、予熱した170度のオーブンで約20〜25分焼きます。
⑥ 焼き上がりはふちが少し盛り上がり、中央が少しへこんでいるような状態です。火力が弱いオーブンだと焼き時間が足りないことがあるので、できあがりの状態をよく見て焼き時間を調整してみて下さい。
冷めたらスクエアにカットして、できあがりです。
お好みでナッツを入れてもおいしく仕上がります。抹茶のデリケートな風味を邪魔しないようなマカダミアナッツなどクセのないナッツがおすすめです。
抹茶の粉はとても細かいです。なので抹茶をお菓子に使うとき、濃度のある生地にそのまま抹茶を加えてしまうとうまく分散されずダマになってしまうことがよくあります。そのため小麦粉などの粒子が大きい粉と混ぜ合わせてから生地に加える、または少量の水やお酒などに溶かしてから加えると生地と混ざりやすくなります。もし生地に抹茶のダマが残ってしまったら、ハンドブレンダーにかけるとなめらかな生地になります。
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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