/
器屋「LOUTO」の田中雪絵です。寒~い夜、とろ〜りチーズフォンデュで飲みたい。だけど寒いと作るのも片付けも、水仕事、億劫ですよね…。という訳で、今回は缶詰やパックを開けてそのままお手軽に。チーズも器いらず。カマンベールチーズ、そのまま焼いちゃいます!お酒がススム、おつまみチーズフォンデュです。
チーズフォンデュ大好きなんですが、いざ、作ろう!となると、ちょっと億劫じゃありませんか?
フォンデュ鍋、どこ行ったっけ?と探すところから始まり、具材の準備も「あれも!」「これも!」と欲張ると、結構、大変。最後の片付けが、また難儀で、鍋にこびりついたチーズを落とすのは大仕事…。
だけど、おつまみとしてのチーズフォンデュだったら、ちょっとでいいし、もっと手軽に、あつあつとろ〜りチーズが楽しみたいんです、私。
そんな時、頼りになるのが、カマンベールチーズ。チーズの皮を器にして、そのまま、あっためちゃうから、鍋いらず。空っぽになったチーズの皮も、もちろん、食べてしまえるんだから、なんて合理的なシステム(?)なんでしょう。
チーズフォンデュのハードルをぐんっと下げてくれる、素晴らしいチーズです。
カマンベールチーズのサイズも、ちょうど、一人とか二人分のおつまみには、ぴったりな量。
チーズにあわせる食材も、ラクしたいんで、買い置きの缶詰やパック入りの食材でいっちゃいましょう!これがなかなかイケルんです!イチ推しの組み合わせ、紹介します。
・カマンベールチーズ…100g
・白ワイン…大さじ1〜2(好みの濃度に加減してください)
・黒こしょう…適宜
・チーズにつける好みの具材
① カマンベールチーズの上の部分を包丁で丸く削ぎ取ります。チーズが溶けて流れ出してしまわないように、縁を少し残して削ぎ取りましょう。
② 180℃に余熱したオーブンで約15分、チーズがとろとろに溶けるまで加熱します。
③ 白ワインを加えて混ぜ、さらに約5分ほど加熱します。よく混ぜ、黒こしょうを挽いたらできあがり。
④ 好みの具材をつけて召し上がれ。
牡蠣の燻製のオイル漬け、うずらの卵の燻製、ベーコン…。燻製の燻されたスモーキーな香りは、チーズにぴったり。ビーフジャーキーなんかもよくあいます!
チーズフォンデュといえば、ブロッコリーやジャガイモなどが定番ですが、下茹でいらず、パックから出してそのままヤングコーンやマッシュルームも美味。
あればミニトマトやセロリ、蕪のようなそのまま生で食べられる野菜を添えても。
いちじくの入ったチーズケーキ、おいしいですよね。チーズフォンデュに、ドライフルーツのいちじくも間違いのない組み合わせ。
そのままでもいけますが、パプリカパウダーをふるとワインはもちろん、ウイスキーにもよくあうんですよねー。ぜひ!
缶詰って探せば、ほんとにいろいろなモノがあるもので…。ウインナーもこんなカットされたものもあるんですねー(笑)。まさしくおつまみサイズ!そのまま刺して、即、フォンデュ。オイルサーディンも、チーズフォンデュによくあいます。
チーズフォンデュを楽しんで、空っぽになったカマンベールチーズの器も、香ばしくて、お酒のおつまみにぴったり。
むしろ、このカリカリチーズ、食べたいがためにチーズフォンデュをしたような感じ。おいしいんです!
手軽で、おいしい、おつまみカマンベールチーズフォンデュ。今晩の晩酌で、早速、やってみませんか?
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント