更新日:2024年3月8日 / 公開日:2024年3月8日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。2026年からブロッコリーが指定野菜に加わることになりましたね。今回は、ちょっと珍しいお料理、ブロッコリー混ぜ込みごはんをご紹介します。鶏の旨味たっぷりのごはんとの相性がよく、一緒にブロッコリーを混ぜ込むと、おかわり必須のごはんになります♪
私たちの食卓に欠かせない国の「指定野菜」に、2026年から新たにブロッコリーが加わることになりましたね。指定野菜が増えるのは、1974年にじゃがいもが加わってから実に50年ぶりのことなんだそうです。
そもそも指定野菜とは、国が消費量が多く国民生活上の需要性が高い品目として位置付ける制度です。指定野菜には、キャベツ、きゅうり、里芋、大根、玉ねぎ、トマト、なす、人参、ねぎ、白菜、馬鈴薯(じゃがいも)、ピーマン、ほうれん草、レタスの14品目があります。
指定野菜に認定されると生産量が増え、価格が安定しますので、ますます買いやすいお野菜になりそうです!
ブロッコリーはタンパク質などの栄養素を多く含むことから、近年需要が高まっています。ダイエットをされている方、筋トレをされている方にも欠かせない食材になっていますよね。
ブロッコリーは調理をする側としても、クセがなく調理しやすいので、サラダはもちろん、炒め物やスープ、焼き物、蒸し物など、いろんなお料理に取り入れやすいお野菜です。
そんなブロッコリーですが、今回は、ちょっと珍しいお料理、混ぜ込みごはんをご紹介します。鶏の旨味たっぷりのごはんとの相性がよく、一緒にブロッコリーを混ぜ込むと、おかわり必須のごはんになります♪
米 4合
鶏もも肉 大1枚
ブロッコリー 1株
◎鶏がらスープ 670ml
◎酒 大さじ4杯
◎醤油 大さじ2杯
◎塩 小さじ1/2杯
塩(鶏もも肉用) ふたつまみ
・ブロッコリーは小房に分け、芯の部分は厚めの皮を剥いて1cmの角切りにし、1リットルの水に1%の塩を入れ、2分程塩茹でして。ザルに取って冷ましておきます。
・米を研いで30分浸水させた後、ザルにとって水気を切っておきます。
・鶏もも肉は余分な脂や皮、筋を取り除き、皮目からフォークで刺して穴を開けておきます。
① 鶏もも肉の両面にひとつまみずつ塩を振り、熱したフライパンに皮目を下にして入れ、中火で皮がパリッとキツネ色になるまで焼き付け、裏返して弱火で2分程焼き付けます。(この段階では、完全に中までで火が通ってなくてもOKです。)
② 鍋(炊飯器)に米と◎の調味料を入れてかき混ぜ、①の鶏肉を上に乗せ、フライパンに残った肉汁を加え、フタをして炊きます。
※炊き込み機能があればその機能を使用して下さい。ない場合、炊飯器なら通常の白米モードで炊き、ガスレンジの場合は、沸騰したら弱火にして10分加熱した後、強火にして20〜30秒加熱して余分な水分を飛ばしてから火を止めます。
③ 炊き上がったら鶏もも肉を一旦取り出して1.5cm角にカットします。
④ 塩茹でブロッコリーと③の鶏もも肉を戻し入れ、10分蒸らします。
⑤ 上下を返し、混ぜ合わせたら完成です!
ブロッコリーは、タンパク質だけじゃなく、カリウムやビタミンC、食物繊維、スルフォラファンなど、バランスよく栄養素が含まれた緑黄色野菜です。いろんなお料理に使ってたくさん摂取しましょうね!
この記事のライター
新着