更新日:2024年4月11日 / 公開日:2024年4月11日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。かつおは1年中美味しく食べられる魚ですが、実は旬は2回あります。今回は、今まさに1回目の旬を迎えているかつおを使った、簡単で絶品なステーキのレシピをご紹介します。
かつおの旬は、年に2回あります。1度目は4〜5月頃。この頃獲れたかつおは『初鰹』と言われ、さっぱりとした味わいです。2度目の旬は、8〜9月頃に獲れるかつおで、『戻り鰹』と言われています。こちらは脂が乗ってこってりした味わいです。
どちらの時期に獲れるかつおも、それぞれ味わいがあって美味しいのですが、今回ご紹介する『かつおのステーキ』は、さっぱりした味わいのかつおに、バターでコクを出したソースを絡めるので、旨味がアップし、ごはんとの相性も抜群です!
作り方はとっても簡単で、薄力粉をまぶしたかつおをフライパンでさっと焼いて取り出し、カツオを休ませてる間に、残ったフライパンの中のソースにバターを加えて、ステーキソースが完結します。
薬味をたっぷり盛り付けて、一緒に頂くと絶品です!青じそやみょうがなどの香味野菜は、香りや食感がアクセントになってかつおの美味しさを引き立ててくれます。
今回のステーキには刺身用のかつおを使用していますので、レアで頂くのがオススメですが、焼き加減はお好みで調節して下さいね。
かつお(刺身用) 1さく
薄力粉 適量(大さじ1杯くらい)
サラダ油 大さじ1杯
酒 大さじ1杯
◎にんにく(すりおろし) 1欠片分
◎しょうが(すりおろし) 1欠片分
◎醤油 大さじ2杯
◎みりん 大さじ2杯
バター 10g
【トッピング用の薬味】
青じそ(千切り) 2枚
みょうが(千切り) 1個
白ねぎ(小口切り) 5cm
青ねぎ(小口切り) 1本分
① ◎の材料を混ぜ合わせておきます。
② かつおに塩(分量外)を振って10分程おき、浮いてきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。焼く直前に、茶漉しなどを使って薄力粉を薄く振ります。
※かつおに振る塩は、魚の重量の2%が適量です。
※薄力粉を振る事で、旨味を閉じ込め、焼き色が均等になり、ソースが絡みやすくなります。
③ 熱したフライパンにサラダ油を敷いて②を入れ、各面を強火で30秒ずつ焼きます。
※さくの形によりますが、3〜4面を各面30秒ずつ強火でさっと焼いて下さい。
④ 酒を回し入れて一旦火を止め、①の合わせ調味料を加え、弱火にしてかつおにソースを絡め、かつおを取り出して休ませておきます。
⑤ かつおを休ませてる間に、④のフライパンにバターを加えて溶かし混ぜ、沸々したら火を止めます。煮詰まり過ぎてしまった時は、酒を少量加えて溶きのばして下さいね。
⑥ かつおを食べやすい厚さにカットして器に盛り付け、⑤のソースを回しかけ、薬味をトッピングしたら、完成です!
今回はかつおを使いましたが、このステーキはまぐろを使っても美味しく頂けます!簡単に、お刺身とは違った食べ方が楽しめますので、ぜひこの食べ方をレパートリーに加えて下さいね。
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