更新日:2024年4月30日 / 公開日:2024年4月26日
フードコーディネーターの笠原知子です。春になって少し気温が上がってくると、冷たいビールや、きりっと冷やした白ワインがおいしく感じます。家で飲むなら、手軽なおつまみと一緒に、ゆったりとした時間を過ごしたいですよね。今回は調理時間5分程度の、ビールにもワインにも合うおつまみを3つご紹介します。
春らしい色合いのマリネは、パプリカとオレンジの組み合わせです。パプリカは丸ごと焼いて皮をむくととろりとしたした口当たりで、オレンジのさわやかな甘味とよく合います。仕上げに散らすハーブは、ミントがお勧め。清涼感も加わって、華やかな一品になります。
パプリカ(黄) 1個
オレンジ 1個
生ハム 30g
A)レモン汁 小さじ1
A)オリーブオイル 小さじ2
A)塩 小さじ1/4
A)はちみつ 小さじ1/2
ミント、イタリアンパセリなどのハーブ 適量
① パプリカは洗って、丸ごとトースターかグリルに入れ、パプリカがしんなりと柔らかくなるまで15~20分位焼き、そのまま冷ます。
② ①のパプリカの皮をむき、種をとって1cm幅に切る。
③ オレンジはくし切りにし、皮と果肉の間に包丁を入れて皮をむく。大きければ半分に切る。
④ Aの材料をボウルに入れてよく混ぜ、パプリカとオレンジを加えて冷蔵庫で30分ほど冷やす。
⑤ 食べやすく切った生ハムを加えて和えて盛り付け、好みでミントやイタリアンパセリなどをちらす。
丸ごと焼いたパプリカは、甘みが濃くジューシー!皮をむくときに水につけたりせず、自然に冷ましてから手でむいてください。
黄色いパプリカで作りましたが、赤で作ればカラフルに仕上がります。
また、前日に仕込んでおけば、ひんやり冷たく、味もなじんでおいしくいただけます。
生肉のタルタル風に、マグロのお刺身を刻んで玉ねぎなどと合わせれば、ワインにぴったりなおつまみに。マグロだけでなく、サーモンやカツオなど好みのお刺身でどうぞ。
マグロの刺身 120g
新玉ねぎ 20g
ケッパー 小さじ1強
グリーンオリーブ 3粒
おろしにんにく 小さじ1/4
A)オリーブオイル 大さじ1
A)塩 少々
A)黒こしょう 少々
バゲット 適量
レモン 適量
添え野菜 適量
① マグロの刺身には塩をひとつまみ(分量外)をまんべんなくふってなじませる。5mm角に切る。
② 新玉ねぎはみじん切りにして、キッチンペーパーなどで水気をとる。ケッパー、グリーンオリーブは粗みじんに切る。
③ ボウルにAの材料を入れて混ぜ、マグロ、新玉ねぎ、ケッパー、グリーンオリーブを入れて混ぜる。
④ 盛り付けて、薄切りにしたバゲット、レモンなどを添える。
マグロのタルタルを、バゲットにのせて、好みでレモンを絞って召し上がってください。
にんにくをほんの少し加えていますが、お好みで加減してください。
新玉ねぎでなく、普通の玉ねぎを使う場合は、水にさらした後、しっかり水気を絞って加えてください。
新じゃがとアンチョビを合わせたボリュームたっぷりのおつまみです。皮が薄い新じゃがを皮つきのまま調理するので、香ばしく、また調理の手間もひとつ省けます。
新じゃがいも 400g
アンチョビ 15g
バター(加塩) 20g
おろしにんにく 小さじ1/2~1
塩 適量1
黒こしょう 適量
粉チーズ 小さじ1(お好みで)
パセリ 適量
① 新じゃがは、よく洗って一口大に切り、電子レンジ(500W)で8分加熱し、そのまま粗熱をとる。
② フライパンにバターの半量を入れ、新じゃがを入れて軽く焼き色がつくまで中火で炒める。
③ 残りのバター、刻んだアンチョビ、にんにくを入れて炒め、塩、黒こしょうで味を調える。
④ 盛り付けて、好みで粉チーズを振り、みじん切りにしたパセリを散らす。
アンチョビとバターの塩気があるので、塩は味見をしてから加えてください。
がんばった今日1日を締めくくるひと時は、冷えたお酒と手軽にできるおつまみで。
今夜のメニューのひとつに、いかがですか?
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