更新日:2024年5月16日 / 公開日:2024年5月16日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。じゃがいもは「穀類の顔」と「野菜の顔」を持ち合わせた野菜で、国によっては主食にしているところもあるくらいです。今回は、朝食にもぴったりな、じゃがいもを使った甘くないパンケーキをご紹介します。
じゃがいもは「穀類の顔」と「野菜の顔」を持ち合わせた野菜で、主成分はでんぷん、エネルギーが豊かで(蒸したじゃがいものエネルギー値は炊いたごはんの約半分)、主食としても位置付ける事が出来ます。
じゃがいもは水分(約80%)を除くとそのほとんどは炭水化物であり、炭水化物の約90%はでんぷんです。でんぷんはとても上質なエネルギー源なので、国によっては主食にしているところもあるくらいです。
また、カリウム、ビタミンC、食物繊維などの栄要素も豊富で、副菜の材料として活要出来るのは、野菜の顔の要素であります。
今回ご紹介するような、じゃがいもを使ったパンケーキを主食にしている国もあります。ドイツでは、朝食にポテトパンケーキ(カルトッフェル)を焼いて頂きます。
今回ご紹介するポテトパンケーキの作り方は、とっても簡単!ピューレ状にしたじゃがいもに粉類や卵などを加え、フライパンで焼くだけです。
じゃがいもで作るパンケーキは、じゃがいもに含まれるデンプンの効果で、もちもちとして食べ応えもあり、とっても美味しいので、ぜひ朝食やおやつに焼いてみてくださいね。
【ポテトパンケーキ】
じゃがいも 2個(約200g)
卵 1個
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1杯
塩 小さじ1杯
牛乳 30ml
バター 適量
【添え物(お好みで)】
目玉焼き 2個
生ハム 4枚
ミックスサラダ 適量
塩茹でブロッコリー 6房
ミニトマト 2個
① じゃがいもの皮を剥いて、一口大(攪拌しやすい大きさ)にカットします。
② ①をフードプロセッサーに入れて、ペースト状に攪拌します。
(じゃがいもを皮を剥いてからすりおろして使用してもOKです。)
③ ②をボウルに移し、卵・薄力粉・ベーキングパウダー・塩・牛乳を入れて混ぜ合わせます。
※じゃがいもの水分量によって、生地を調節して下さい。生地が柔らかい時は薄力粉を加え、生地が固い時は牛乳を加えて下さい。通常のパンケーキ生地くらいの固さが目安です。
※じゃがいものペーストは、時間が経つと赤く変色してしまうので、生地を作ったらすぐに焼きましょう。(変色するので、作り置きはおすすめ出来ません。)
④ 熱したフライパンにバターをひいて③の生地を1/4量流し入れ、強めの弱火で両面焼き色がつくまで焼きます。これを、4枚焼きます。
⑤ お皿に盛り付け、お好みのトッピングをしたら完成です!
このポテトパンケーキは、砂糖類を一切使わず、じゃがいもの風味と程よい塩味で頂くので、目玉焼きや生ハム、生野菜などの朝食の食材とよく合います。今回使った食材以外にも、スクランブルエッグにしたり、ベーコンやソーセージなど、お好みの食材を添えて、楽しんでくださいね。
お家でパンケーキを焼く時には、ぜひじゃがいもを使ったパンケーキを焼いてみてはいかがでしょうか?
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