更新日:2024年10月30日 / 公開日:2024年10月30日
料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。ワインのおつまみで『豚のリエット』がありますが、リエットは豚だけじゃないんです。他のお肉や魚でも作れちゃうんです。今回は、ツナ缶で作る、材料を全て混ぜ合わせるだけのとってもお手軽なリエットをご紹介します。
ワインのおつまみで『豚のリエット』がありますが、リエットは豚だけじゃないんです。他のお肉や魚でも作れちゃうんです。今回は、ツナ缶で作る、とってもお手軽なリエットをご紹介します。
そもそもリエットとは、パテに似たフランスの肉料理で、豚のバラ肉や肩肉を、水と豚肉から出る脂肪(ラード)でじっくり弱火で煮込み、脂肪と共にほぐして冷ましたもの。豚肉本来の味を味わえるシンプルなお料理で、ワインのおつまみとしてお馴染みです。
豚肉で作るのが一般的ですが、ガチョウ、アヒル、鶏、ウサギなどの肉や、イワシ、マグロ、サケなどの魚が使われることもあります。
今回ご紹介する『ツナのリエット』には、お手軽なツナ缶を使います。
ツナ缶で作ると、とっても簡単ですし、肉の脂じゃなくクリームチーズやバターのコクに、爽やかなディルのハーブが香るので、軽い仕上がりです。このリエットに合わせるなら、スッキリとした辛口の白ワイン!
作り方もとっても簡単!材料を全て混ぜ合わせるだけ。思い立ってから、3分もあれば乾杯できますよ〜♪
クリームチーズ 30g
バター 10g
ツナ缶(小) 1缶(70g)
にんにく(すりおろし) 1/2欠片分
ディル(お好みのドライハーブ) 少々
岩塩・黒胡椒 各少々
※今回はドライディルを使用していますが、フレッシュのディルを刻んで加えたら、より爽やかな香りが引き立ちます。他に、パセリやタイム、バジル、ミックスハーブなど、お好みのハーブを使用して、香りを楽しんで下さい。(なければ、入れなくても大丈夫です。)
・クリームチーズ、バターは常温に戻しておきます。時間のない時は、600wのレンジで10秒(足りなければさらに10秒)加熱してもOKです。
・ツナ缶は、汁気を切っておきます。汁は取っておいて、混ぜ合わせた後の固さ調節に活用します。
① クリームチーズ・バターをボウルに入れて、滑らかに混ぜ合わせます。
② ツナ缶を加えてさらに混ぜ合わせます。
③ ディル・にんにくを加えて混ぜ合わせ、岩塩・黒粒胡椒で味を整えます。リエットが固い時は、ツナ缶の汁を加えて、固さを調節します。
④ ココットなどの器に入れたら完成です!お好みで、軽くトーストしたバゲットやクラッカー、野菜スティックなどに付けてお召し上がり下さいね。万が一残ってしまっても大丈夫。次の日の、おにぎりの具材に活用しちゃいましょう。
今回はツナ缶を使用していますが、アレンジとして、鮭缶、蟹缶、帆立缶、ハムなども、一味違ったリエットが味わえます。ハムを使用する時は、刻んでから混ぜ合わせるか、フードプロセッサーにかけてもOKです。
缶詰なら賞味期限を気にせず常備しておけるので、晩酌に備えて いろんな缶詰を買い揃えておくのも楽しそう♪
ぜひ、女子会や晩酌のお供に、このツナ缶で作るお手軽リエットを活用してみてくださいね。
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